誰も教えてくれない!決算書のBS(貸借対照表)で危険な案件を一瞬で見抜く方法とは?

田中琢郎

田中琢郎

テーマ:M&A・事業承継

誰も教えてくれない!決算書のBS(貸借対照表)で危険な案件を一瞬で見抜く方法とは?
個人M&AやスモールM&Aを検討中の方へ、決算書の**BS(貸借対照表)**を見て、一瞬で危険な案件を見抜くポイントをご紹介します。この記事では、どんな業界にも通用する決算書の重要なポイントを解説し、買収すべきでない案件を素早く判断する方法を伝授します。

決算書のBS(貸借対照表)で見るべき3つの重要ポイント

決算書を正しく読むことで、買収を検討している案件の将来性やリスクを判断することができます。特に、会社買収では**BS(貸借対照表)**の確認が欠かせません。ここでは、買収すべきでない案件を一瞬で見抜くための3つの重要ポイントをご紹介します。

1. 現預金の推移と残高を確認しよう

現預金は会社の生命線です。まず、現預金の3年間の推移を確認します。減少傾向にある場合は要注意です。また、最新の決算期の現預金残高が1.5か月分の原価・経費を下回っている場合、企業は自転車操業に陥っている可能性があります。

【重要!】
現預金の減少傾向や残高不足が見られる案件は、買収すべきでないリスクの高い案件です。即座に買収候補から外しましょう。


2. ネット借入の増加傾向をチェック!

次に確認すべきはネット借入です。ネット借入は、借入金から預金を差し引いたものです。この増加傾向がある場合、経営に問題があり、借入に頼っている可能性が高いです。
【ここも重要!】
ネット借入が増加している場合、経営問題が借入で解決されている可能性が高く、リスクが大きいです。特に、ネット借入の増加傾向が3年間続いている場合は要注意です。

3. 純資産を見て債務超過や累損を避ける

最後に確認すべきは純資産です。債務超過や累損がある会社は避けるべきです。これらの会社は新規取引先からの社会的評価が低く、資金調達が困難です。金融機関からの信用を得られない可能性が高いです。

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よくある質問

Q1: 決算書のBSを見ただけで、買収しても大丈夫か判断できますか?

A1: 決算書のBSだけで全てのリスクを判断するのは難しいですが、現預金、ネット借入、純資産などの基本的な指標を確認することで、大まかなリスクを早期に見抜くことができます。ファイナンスアイの無料相談を活用することで、さらに詳しいアドバイスを得ることができます。

Q2: M&A融資に関してもアドバイスがもらえますか?

A2: はい、ファイナンスアイではM&A融資に関する専門的なアドバイスも行っています。買収後の資金繰りについてもご相談いただけますので、ぜひご活用ください。
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田中琢郎プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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