決算書でM&Aするべきではない事業を見抜く!財務分析3つのポイント【PL編】

田中琢郎

田中琢郎

テーマ:M&A・事業承継

決算書でM&Aするべきではない事業を見抜く!財務分析3つのポイント【PL編】

決算書でM&Aリスクを一瞬で見抜く!知っておきたい3つのポイント【PL編】

個人M&AやスモールM&Aを検討している方にとって、M&A案件を見極めるのは非常に重要なプロセスです。特に、買収候補となる事業の決算書をどのように分析するかが成否を分けます。
本記事では、決算書の【PL(損益計算書)】を使って「M&Aすべきではない事業」を一瞬で見抜くための3つの財務分析ポイントを解説します。危険な案件を避け、成功率を高めるための具体的な指針となるでしょう。


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https://youtu.be/XX-7i3is8SU?si=W-qg507EaK3msQSa

■決算書でM&Aするべきではない事業を一瞬で見抜く財務分析3つのポイント~PL編
https://financeeye.net/kma/


1. 創業3年以上の業歴を確認する

最初に確認すべきポイントは、決算書の「表紙」に記載されている事業の歴史です。創業から3年未満の事業は、廃業率が高いため、買収候補としてはリスクが高いです。一般的に、創業3年以内の事業は50%が廃業するため、この期間を経過していない事業は、安定性が確保されているとは言えません。

3年以上の業歴があるかを確認し、信頼できる事業であることを見極めましょう。

2. 売上の推移で成長性を確認する

次に確認すべきポイントは「売上の推移」です。3期分の売上を比較し、売上が増加しているかを確認します。売上が減少傾向にある事業は、将来的なリスクが高く、特に個人でのM&Aにおいては、売上の減少は再生が困難な要因となり得ます。

売上が連続して減少している事業は、買収候補から外すべきです。

3. 営業利益が赤字でないかを確認する

最後に確認すべきポイントは「営業利益の推移」です。営業利益が3期連続で赤字の場合、ビジネスモデルの劣化や市場とのズレがある可能性が高いです。赤字の原因を探るのは難しく、特に新しい経営者が事業を引き継ぐ際には、問題を解決するための大きな負担となります。

営業利益が赤字でないことを確認し、安定した収益を期待できる事業であるかどうかを見極めましょう。

まとめ

本記事で紹介した3つのポイントを活用すれば、M&Aにおける失敗リスクを大幅に減らすことができます。決算書は、事業の健全性を判断するための重要なツールですので、正しい見方を習得することが成功への近道です。

さらに詳しい決算書の分析方法を学びたい方は、こちらのYouTube動画も参考にしてみてください!


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よくある質問


Q. 決算書を見たことがない初心者でも、M&Aを進めることができるのでしょうか?


A. はい、初心者の方でもM&Aを進めることは可能です。
決算書の見方がわからなくても、ファイナンスアイのような専門家のサポートを受けることで、リスクを最小限に抑えることができます。まずは決算書の基礎的な知識を学び、プロのアドバイスを活用しましょう。

Q. M&Aの資金調達はどのように進めるのですか?


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田中琢郎プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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