ジュエリーって何？

2014年1月13日

テーマ：ジュエリーの上手な使い方

コラムカテゴリ：くらし

コラムキーワード：ジュエリーコーディネーター

"皆様遅くなってしまいましたが、
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2014年最初のコンテンツとなります。

今年も少しでもジュエリーを楽しく有効活用できるように、
皆様に有益な情報をお送りできるよう努めてまいりたいと思います。

新年早々からジュエリーの修理のお客様からのお問合せがありました。

チェーンが切れたり、指輪のサイズが合わなくなったので直してほしいなど、
さまざまなお問合せをいただいております。

近年「10金」や「ピンクゴールド」の商品が流行しておりますが、
これらの商品のメンテナンスや修理の問合せが増えているように感じます。

基本的に「10金」や「ピンクゴールド」の修理を受けてくれるお店は、
全国的にもかなり少ないと思います。

ネックレスなどの場合は説明がほとんどなされないと思いますが、
これらの金属は値段はお手ごろですが、メンテナンスがとっても難しい金属なのです。

結婚指輪などの高額商品では「ピンクゴールドはメンテナンスができません。」と、
購入の際に説明がなされることが多くあると思いますが、
ファッションリングはあまりされてないようです。

「10金」は純金の含有率が半分以下のため、腐食性の高い金属の含有率のほうが高い金属です。
そのため修理の際に、「溶接」をするために火をかけることで劣化を起こしやすくなります。
同様にピンクゴールドの場合は、純度が高くても“銅”の含有量が多いため腐食や劣化がしやすい
金属のために、修理を受けるためにかなりに経験と技術が必要になってきます。
またそれらがあっても、リスクが高いことには変わらないのです。
そのために責任がかかってくるので、用意にはお受けできないのが現状と言う感じでございます。

ですので、当店でも安易にはお受けすることはできませんが、リスクの説明やその対処法などをご説明し、
その内容に承諾をいただければほとんどの修理を受けしております。

純度が高い貴金属のほうが腐食性が低いため、さまざまな修理ができるのがジュエリーの特徴です。
このメンテナンスができることがジュエリー、貴金属の高価な理由でもあります。
このような点を踏まえてお選びいただくと、ジュエリーがまた扱いやすくなってくるのではないでしょうか。

簡単に全てを言い尽くすことはできませんが、ジュエリーのさまざまな特性などをご説明させていただいた上で、
その内容を少しでもご理解を頂きましてジュエリーを楽しんでいただければ幸いでございます。
　
できる限りのサポートやお手伝いをさせていただきますので、是非ジュエリーに関することでお悩みの方は、
お気軽にお問合せもしくはご来店いただけますようよろしくおねがいいたします。

今年も一年少しでも皆様の笑顔のお手伝いができるよう精進してまいりますので、
ジュエリーサロンプラネットをよろしくお願いいたします。

店長：廣瀬