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小濱重光

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小濱重光(こはましげみつ) / 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

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コラム

訪問マッサージ鍼灸 実例集

2023年2月4日 公開 / 2023年2月15日更新

テーマ:訪問医療マッサージ

コラムカテゴリ:くらし

訪問マッサージ鍼灸 施術の有効性

医療マッサージ施術、はり灸施術で症状の緩和・改善・維持等の

一部の実例を以下に記します。

「個人情報等により実名は仮名で表記しています」

実例1

患者名:TM様 88歳(女性)那覇市在住

傷病名:脳出血後遺症

症 状:右半身麻痺

〇症状は右上肢の随意運動は不可、右下肢の随意運動は微運動可

 寝返り可能、座位は掴まれば可能、立位・歩行は不能の身体状態。

〇上記症状のある生活上で腰椎圧迫骨折で入院(約1ヶ月間)となり

 退院後の症状は身体が細身になり体力低下が顕著にみられ、寝返り

 座位等の体動することができないほど気力・体力低下が顕著な状態で

 悪化していた。

「施術内容と有効性」

・右半身は麻痺による循環低下が特に見られるので、右半身を中心に

 全身へマッサージ施術で循環改善を図る。「循環改善されることに

 より全身の細胞に栄養が行き届き活力向上に繋がる」

・体力の向上に機能訓練「下肢の筋力強化訓練・体幹の筋力訓練」等の

 施術を行う。

・1ヶ月程のマッサージ施術・機能訓練等で、寝返り・座位保持が

 できるまで回復し、以前と同程度まで回復して元気を取り戻し笑顔になった。

※退院後に何も施し無しで生活を続けると寝たきりの生活者となっていたと思われる。

 現在も維持・向上のために施術は継続中。



実例2

患者名:NT様 79歳(男性)浦添市在住

傷病名:パーキンソン病

症 状:初動動作緩慢・前傾歩行・くすみ歩行・上肢振戦・筋固縮

発 病:平成20年頃

〇症状は初動動作が鈍く、最初の一歩が思うように出なく、出始めると

 震えながら小刻み歩行で、歩行のコントロールが思うようにできないため

 転倒のリスクが高いので介護の必要性がある。

 不活動性の日常生活になりがちなため筋力低下もみられる。

「施術内容と有効性」

・全身の筋固縮(特に上半身)が強いので筋固縮をマッサージ施術で柔軟にし、

 故に全身の循環改善の施術も行う。

・各関節は拘縮傾向にあるため「関節モビライゼーション・関節可動域拡大・

 他動運動療法で各関節の柔軟性を高め関節の拘縮改善を図る。

・筋力向上に介助抵抗運動療法・自動運動療法等の施術で筋力向上を図る。

・施術後は全身がほぐれ、動作もし易く少し軽やかに歩行もできるようになる。

 「パーキンソン病は指定難病疾患のため治癒は難しいが、施術により少しでも

 動きが軽やかになれば日常生活の質を高める事ができ、また寝たきりにならない

 予防になり家族介護の負担軽減に家族は笑顔が増える」

 施術は維持・向上のために現在も継続中。



実例3

患者名:TK様 76歳(男性)豊見城市在住

傷病名:脊髄損傷後遺症

症 状:腰背部の疼痛・両下肢の麻痺・シビレ・浮腫み冷え・筋力低下・循環低下

    両肩関節痛

発 病:平成23年頃

〇症状は脊髄損傷による両下肢の対麻痺(歩行障害)で、下肢の浮腫み冷えが見られ

 下肢の随意運動は不可、筋力低下、腰背部痛、両肩関節痛(ベッドから車椅子へ

 移乗動作で両上肢の酷使)。

 自律神経機能低下からくる下肢の浮腫み冷えと循環低下が特に強い(夏場でも冷える

 ため下肢に毛布を掛ける)

「施術内容と有効性」

・腰背部の痛み、下肢の冷えと自律神経機能向上に鍼パルス療法で緩和・改善を目的

 に行う。

・下肢の浮腫みに対して求心性マッサージ施術で浮腫みの改善と他動運動療法で関節の

 柔軟性を維持し関節拘縮の予防に繋げる。

・施術で症状が緩和・改善され、特に痛みが緩和されると本人の笑顔が増えて日常動作

 が高まり、寝たきりにならない予防効果になり家族介護の負担軽減にも繋がる。

 施術は維持・向上のために現在も継続中。



実例4

患者名:HK様 86歳(男性)那覇市在住

傷病名:慢性腎炎による透析、心筋梗塞、脳梗塞

症 状:浮腫み(特に下肢)、左半身麻痺(軽度)

発 病:令和2年頃

〇症状は腎不全のため透析治療を週3回通院、脳梗塞による左半身の麻痺・シビレと

 自律神経機能低下、心筋梗塞による循環低下で浮腫みが特に下肢にみられる。

「施術内容と有効性」

・下肢の浮腫み・シビレと機能性循環低下に対して求心性マッサージ施術で改善・緩和を

 図り、循環低下により筋肉が硬くなりやすく、その改善にマッサージ施術と関節拘縮 

 改善・予防に他動運動療法を行う。

・施術で全身の柔軟性と細胞の活性化で身体が軽やかになり、また身体の病態悪化に

 ならない予防に繋がり、家族と共に過ごす時間が増えて笑顔も増える。

 施術は維持・向上のために現在も継続中。



実例5

患者名:YK様 21歳(男性)沖縄市在住

傷病名:脳性麻痺

発 病:生後まもなく

〇症状は四肢麻痺で四肢(上肢・下肢)の筋緊張が特に強い、筋緊張による各関節拘縮 

 傾向が見られる。成長と共に筋緊張が強くなる傾向がある。

「施術内容と有効性」

・筋緊張の緩和と関節拘縮の改善に対して、マッサージ施術と関節モビライゼーション・

 関節可動域拡大(ROM)と他動運動療法で各関節(手指関節・手関節・肘関節・肩関節

 足関節・膝関節・股関節)の拘縮改善・拡大を施すために、会話でリラックスさせながら

 施術を行う事で改善が図れる。

・施術により筋緊張の緩和、各関節が改善・拡大され可動域が拡大されることにより、

 家族介護(着替え・入浴等)が安易になり、また本人も軽やかになるため笑顔が増える。

 施術は維持・向上のために現在も継続中。

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