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長嶺直樹プロは琉球放送が厳正なる審査をした登録専門家です

沖縄の外壁塗装の時期とは?・・・・チョーキング現象は塗り替えサイン?

長嶺直樹

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沖縄においての外壁塗装の時期とは、いつが最適でしょうか。 最近は、よくネットなどで、チョーキング現象が出たら塗り替え時期などとあります。
そもそもチョーキング現象とは、塗膜(外壁に塗料を塗って出来る膜)の中の顔料が粉化して表面に出てくる現象で、色のある塗料の場合はほぼ全て経年劣化とともにチョーキング現象は起こります。 


チョーキング現象は、あくまでも劣化の始まりのサインであり、塗り替えのサインとはならないでしょう。 特に沖縄の場合は、現状でも、新築ではアクリル塗料を仕様する場合が多く見受けられ、新築から2~3年ではチョーキングが出ている家が多くあります。 RC造(鉄筋コンクリート造)の建築が多く、建築費用が高いので、工事の後半ともなると塗装はあまり重要視されない傾向があります。(あくまでも個人的な意見です)
 では、外壁塗装の時期とはいつ頃でしょうか!それは、一般の方での判断は難しいかも知れませんが、おおよそ築年数でお答えすると、15年~20年位が目安かもしれません。   但し、立地によりひび割れが多い建物やコンクリートの収縮のひび割れでの漏水など何らかの不具合がある場合は早めの対応が望ましいです。


RC造での考えにはなりますが、新築から何も問題がない場合はそれぐらいを目安して、専門業者に御見積もりをされるのが良いでしょう。
 最近、お伺いしたお客様で「塗り替えしないといけない・・」といわれ、お聞きしてみると、前に来ていた業者さんが塗り替えしないとコンクリート劣化して落ちますよと言われたそうです。 
 実際に自宅を拝見すると、チョーキングはありますが問題らしい物もなく、逆に、「お客様よろしければ、来年に向けての御見積もり出しましょうか」
とお伝えしました。
 外壁塗装は、焦ってはいけません。 ゆっくりと余裕をもって、ご家族と相談しながら、相見積もりを取り、比較しながら信頼できる業者選びをお勧めします。

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専門家

長嶺直樹(補修・塗装職人)

沖縄塗装工業

塗装と補修で最も大切なのは『下地処理』です。沖縄は高温多湿、台風、塩害、紫外線など、特有の環境が建物に影響しています。これらを踏まえ、補修・塗装に特化した専門の職人が、適切な計画と施工を行います。

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