多様な選択肢からその子らしい時間を支える犬猫の統合医療
西洋医学を基本に、体質・食事・生活環境まで含め、一頭一頭に合わせた治療やケアを考える統合医療を実践。往診や終末期ケアにも対応し、飼い主と共にその子らしい時間を支えます。
資格
獣医師
事業者情報
- 氏名
- 新野はな(にいのはな)
- 職種
-
獣医師
獣医師
- 医院名
- おはな犬猫治療院
- 診療科目
- 統合医療診断・セカンドオピニオン
一般診療・予防
往診・シニアケア(在宅診療)
TNR(耳カット)・保護猫不妊手術 - 住所
-
〒904-0204
沖縄県中頭郡嘉手納町字水釜193 プラカットハウス1号棟 - 診療時間
-
10:00–12:00 / 13:00–18:00(最終受付17:30)
※完全予約制
休診日 火曜日 - ホームページ
- https://www.ohanavet.services/
- 症状の背景まで丁寧にみる統合医療
- 「治療を続けているのに、なかなか良くならない」「同じ症状を繰り返してしまう」。そうしたご相談に向き合うとき、私は目の前の症状だけで判断しないことを心掛けています。同じ病名でも、体質や暮らし、これまでの経過は一頭ごとに異なるからです。
私は、西洋医学の検査と治療に、東洋医学の四診と分子栄養学の視点を取り入れた統合医療を行っています。日本ペット中医学研究会での症例検討会や勉強会を通じて、中医学アドバイザーとして研鑽を重ねています。また、オーソモレキュラー分子栄養医学協会で学び、動物を対象とする一般社団法人アニマルオーソモレキュラー協会にも会員として所属しています。
日々の診療では、検査値が基準範囲内かどうかを確認するだけでなく、症状や食事内容、身体の状態と合わせて、栄養面からも不調の背景を考えています。これまでの病歴や投薬歴、生活リズム、住環境、性格なども丁寧に伺い、「なぜ今、この状態になっているのか」を多角的に検討します。
初診では、ご家族とこれまでの経過を整理し、食事や生活環境を確認します。そのうえで、東洋医学の気・血・津液や五臓の考え方から体質の傾向を捉え、検査結果や診察所見と照らし合わせながら、まず取り組むことを一緒に考えていきます。
東洋医学では、一般に体に良いとされるものでも、その子の体質や、そのときの状態に合っているかを大切にします。食材や漢方、サプリメントも、一つずつ適しているかを確かめながら選びます。
診療を通じてお伝えしたいのは、ご家族が納得して治療やケアを選ぶための全体像です。かかりつけの先生に通いながらのセカンドオピニオンも承っています。今の治療や日々のケアに迷ったときは、どうぞご相談ください。 - 暮らしに寄り添う往診と終末期ケア
- 病院に着くと緊張してしまう猫。立ち上がるのがつらくなったシニアの大型犬。多頭飼育で通院が難しいご家庭。通院そのものが負担になっている動物とご家族に、ご自宅で診療を受けるという選択肢をご用意しています。
嘉手納町を拠点に、沖縄中部を中心として本島全域へ伺っています。診療は完全予約制で、往診にかかる費用の目安は事前にお伝えしています。対応時間や詳しい料金は、当院ホームページをご覧ください。
往診では、一般診療や健康診断、採血、ワクチン接種、皮下点滴などに加え、鍼灸、整体、筋膜リリース、漢方相談、栄養相談に対応しています。麻酔を伴う外科処置や画像診断は往診では行えないため、必要に応じて適切な医療機関をご案内します。一般社団法人往診獣医師協会にも所属し、在宅での診療に取り組んでいます。
往診では、その子が毎日を過ごす環境も確認できます。滑りやすい床、食器や寝床の高さ、室温、生活動線など、診察室では分かりにくい負担に気づき、ケアの工夫につなげられることがあります。怖がりの子には刺さない鍼を用いるなど、状態や反応に合わせて進めます。また、JKC公認訓練士の資格を生かし、リードの持ち方や体の支え方などのご相談にも応じています。
室内での診療に抵抗がある場合は、玄関先での診療もご相談いただけます。その子の状態とご家族の希望に合わせ、無理のない方法を考えます。
往診でとくに大切にしているのが、終末期のケアです。緩和ケアから看取りまで、住み慣れた家でご家族と穏やかに過ごせるよう支えます。苦痛を和らげること、日々の過ごしやすさを整えること、そしてご家族の迷いや不安にも耳を傾けること。その子とご家族にとって大切な時間を、一緒に考えていきたいと思っています。 - 地域猫・保護猫を医療で支える取り組み
- 沖縄には、やんばるの森をはじめ、豊かな自然が広がっています。猫の命と暮らし、在来の生きもの、地域の方々の生活。それぞれに目を向けながら、医療の立場からできることに取り組んでいます。
当院では、地域猫や保護猫の初期医療と不妊去勢手術を行い、保護や地域猫活動に携わる方々を医療面から支えています。
TNRとは、猫を捕獲し、不妊去勢手術を行って、元の場所に戻す活動です。当院では、TNRの猫には手術済みの目印として左耳の先端をV字にカットし、引き取りや譲渡を予定している保護猫には、耳カットを行わずに対応しています。飼い猫と同様に痛みや安全性に配慮し、麻酔・鎮痛管理のもとで手術を行います。料金や手術に伴う主なリスクは、当院ホームページでご案内しています。
搬入についても、猫の不安や脱走のリスクを減らせるよう、捕獲器やキャリーの扱い方を事前にお伝えしています。こうした準備も、その子の負担を減らす大切なケアだと考えています。
地域猫や保護猫への医療支援を継続するため、ふるさと納税を活用した活動を複数の自治体へ提案するとともに、クラウドファンディングにも取り組んでいます。サンゴ再生プロジェクトにつながるコラボ石けんや、就労継続支援B型事業所で作られる革細工など、地域の活動とつながるリターンも企画しています。医療支援をきっかけに、沖縄の自然や地域の取り組みにも関心を寄せていただければうれしく思います。活動の最新情報は、ホームページやSNSでお知らせしています。
また、飼い主とペットのための養生・漢方・健康セミナーを通じて、ご家庭でできるケアもお伝えしています。東洋医学の考え方や、体質・健康状態に応じた食事やサプリメントの選び方などを学ぶ機会を、今後も設けていく予定です。開催情報をご覧いただき、ご興味のある回にぜひご参加ください。
人もペットも、年を重ねるにつれて必要な支えは変わります。健やかなときも、体や心が弱っているときも、その子らしく穏やかに過ごせるよう、ご家族とともに考えていきたいと思っています。
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