オンリーワンの家づくり -緑のある生活-
一日の疲れを癒し、快適な朝のスタートをむかえ、着替えや勉強、読書など個人的な生活が主となる場が、寝室(夫婦の部屋)や子ども部屋、書斎、洗面脱衣室、浴室、干場などです。比較的目的がはっきりしているので、具体的にどんなスペースにしていきたいかを整理してみましょう。例えば寝る前に読書がしたい人には枕元に読書灯があると便利です。爽やかに目覚めたい方は、窓から朝日の入るつくりなどいかがですか。各部屋へ服の収納が面倒だという方は、家族全員の服が収納できるウォークインクローゼットなどがおすすめです。また、毎日の洗濯物を干す干場は動線が重要となりますので、洗濯機置場やキッチンとの位置関係も考慮して決めましょう。固定観念にとらわれず、様々な要望に合わせて柔軟に考えることが大切となります。
ただし、機能だけを重視過ぎて小さな部屋をたくさん作ると、将来空き部屋となってしまう恐れもあるので、引き戸や可動式収納などで変化できる工夫も考えてみましょう。今の生活だけでなく将来の家族の生活も視野に入れながらつくることで、10年、20年先も家族みんなが満足して使えるプライベートスペースが生まれます。