5感育タッチケアと自己肯定感
食・農業・畜産業・水産業・環境を1つにして考える
安心な食材の選び方 農薬について
日本の農薬使用率は、実はネットで出ているグラフを見てもあまり参考にはなりません。
それは、調査する団体により、順位が一致しないことがあるからです。
農薬や化学肥料は、農薬化学肥料の種類、野菜等の種類によっても使用量は異なりますし、毒性も様々だからです。
日本は世界一農薬の種類が多いとも言われていますが、例えば30種類の農薬を1回使用して30回の農薬使用となり、また少品目大量生産の国があれば、仮に農薬3種類を、10回使用したら同じく30回となります。また、1回あたりに使用する量も違います。
上記をまとめると
- 使用する野菜によって農薬の使用回数が違う。
- 同じ回数の農薬等を散布しても、毒性が違う。
- 1回あたりの量も違う。(もちろん使用する目安や上限はあります)
となります。
農家さんだってできれば農薬は使用したくないはず
農家さんもきっとできるだけ農薬に頼りたくない、と思っているはずです。しかし農薬を多く使用しなければならなくなったのは、そもそも私達消費者が「きれいな野菜」「形が整った野菜」「いつも味が一定の野菜」を選びたがるからです。
農家さんは、日本の多くの消費者の要望に答えただけなのです。
虫がついた野菜、曲がったり、小さかったり、色がいつもと違ったり、そんなお野菜は消費者が買ってくれない、買ってくれないと農家さんも経営に支障が出る・・そんなことから、全てが一定のお野菜を作るため、どうしても農薬や化学肥料、F1種の種に頼らざる得ないのです。
お肉やお魚にも選び方はあります。
各動物たちが育つ環境や、お薬の投与がどの様になっているか、また飼料はどんなものなのか、様々なことを見抜く力が必要になります。
知らずしらずに環境改善にも貢献
それらを、総合的に考えて選び抜く眼力を養えば、意識せずとも日本全体の環境改善にも貢献していることになっているのです。
私達消費者のために、有機野菜や自然栽培のお野菜を作っている農家さんや、動物を飼育している畜産業業、水産業業の方たちを応援したい、と思いませんか?
知識を深め、見極める力を養い、家庭に取り入れることこそ、日本の環境改善へ貢献することに繋がるのです。
そして、その先は食器洗いや洗濯洗剤などもできるだけ、環境を汚染しないものを使用していくことが大切です。
何から始めてもよいです。あなたの変えていきやすいことから、スタートです。
全ては、生き抜くチカラを整えてくれるものなのです。
もちろん、どんなに良い食事をしていても、ストレス過多になったら、免疫力も落ちてしまいます。
免疫力や健康維持は、様々なことが総合的に関わって維持され、下がった免疫力もアップするのです。
継続するためには、一気に全てを変えていくのでなく、徐々に無理なく変えていくことも大切です。
「食育」とは免疫力を司る腸や発酵のことだけでなく、「食・農業・畜産業・水産業・環境を1つにして考える」それらを総合的に考える力こそが「食育力」なのです。
日本5感育協会では、子育てに必要な力、食育力、タッチケア、アロマそれらをまとめて「心手育coteccu」として活動させていただいています。
日本5感育協会 心手育coteccu
5感育のお料理教室では、独自のお料理レシピが満載です。
一人ひとりが皆リーダー、一人ひとりが手を繋いで、皆の心を大きく温かくしていきたいですね。
現在5感育食育実践コースに4期生として、4名の受講者が学ばれています。
医療従事者の方もいらっしゃるので、私のテキストに記されている内容は、とっくに勉強していることもあるのです。そんな時、私は心のなかで「とっくにご存知のことを私なんかが喋って、申し訳ない・・・」と思っているのです。
食育力は、偏らず総合的に学ぶことが大切です。
手で育む心、手で育む脳、そんな子育てができたら、きっともっと素敵な日本になるでしょうね。
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