親子の触れ合いを通じて五感を育む育児プログラムで、子どもの健やかな成長をサポート（1/3）

スキンシップを図る「5感育タッチケア」や「食育」「アロマ」の講座を開講

　「子どもへの虐待や親への暴力といった親子間の痛ましい事件を聞くたび心を痛めます。共働きや、ゲーム・ネットの時間が増えるなど、家族のコミュニケーションが希薄になっている今、子育てのあり方が改めて問われていると思います」

　そう話すには、「NIPPON5感育協会」代表の玉城徳子さん。子どもたちが生き生きと豊かな人生を送るためには感性や健康が大切と考え、親子の触れ合いを通じて触覚、視覚、聴覚、臭覚、味覚の五感を育む育児プログラムを提供しています。

　「『三つ子の魂百まで』ということわざがあるように、幼児期の親の接し方は性格形成に大きな影響を及ぼすと言われています。しかし、忙しい毎日の中で子どもと接する時間があまり持てないという方も少なくありません。限られた時間を有効に活用し、子育てが楽しいと思えるようにと考案したのが『5感育プログラム』です」

　玉城さんのもとでは、手をつないだり、ひざに乗せて絵本を読み聞かせたり、スキンシップを図る5感育タッチケア、健全な体を養う食育、心身を癒やすアロマの講座を開講。気軽に参加できる5感育親子教室体験会や、食育基礎講座（1Dayコース）も用意しています。

　「5感育の講師や料理教室のインストラクター、ナード・ジャパンのアロマ・アドバイザー、アロマ・インストラクターなど資格を取得する講座もあり、お母さん、お父さんが受講されています」

　ほかに、ホームステイ先でチャイルドケアとして働きながら語学を学ぶ「オペア留学」のサポートプログラムも展開。育児教育に興味がある18歳～25歳を対象に、留学の支援も行っています。

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