Windows10サポート終了について
「終活」という言葉。
2012年の新語・流行語大賞にトップテン入りし、
その言葉を聞いたことがない、という人は少ないのではないでしょうか。
対して、「デジタル終活」は
2016年頃から徐々に広まってきた言葉です。
終活って、なかなかセンシティブで言葉にしにくいです。
自発的に、「人生のしまいかた」などを意識して行動される方もいれば
口にするのもはばかられる、縁起でもない、と眉をひそめる方もいる。
みなさま、
・エンディングノートの必要性について考えたことはありますか。
・またはエンディングノートの内容について調べたことはありますか。
・そもそもエンディングノートのことをご存知ですか。
私は今、
「デジタル専用のエンディングノートだけどエンディングノートと言わない」
ノートを作っています。それには深いわけがあります。
私は、多くの事業所や様々な年代の方たちをサポートしてきました。
その中で、特にシニア世代の方たちの、アカウントのトラブル解決
を行うことが多くありました。
こじれてしまった糸をほどいていくような、難解なパズルを解くような、
時には途方に暮れるようなこともあり、毎回、自問自答していました。
「どうしてきちんと整理してくれないかなぁ」
「そもそも整理の仕方がわからないのがいけないわけで」
「あちこちに散らばっているから一箇所にまとめればいいよね」
「まとめただけでなく、変更があるのがデジタルの特徴だし」
「だったら更新しやすいような、いわば 『デジタル専用のエンディングノート』を作ろう!」
と思ったのが始まりです。
※これ全部、私の頭の中でのやり取りです
みなさまアカウントやパスワードの管理などはどうされていますか。
パスワード管理のアプリを使っている方も多いでしょう。
でも、そもそもスマホにログインできない
状況になった場合。
考えたらゾッとしますよね。
多くの方が、まだまだ現役で終活なんて考えたこともない。
でも人生に「まさか」はあります。
とはいえ、自分ごととして捉えられることは滅多にありません。
そして、デジタルの情報は目には見えません。
モノとして存在しないのです。
そのため、ご本人しか知り得ない情報は、ご家族でも存在することすら気付きません。
シニア世代、60~70代のスマホの利用率に関しては
60代の約90%、70代でも約85%
がスマートフォンを保有しています。
インターネット利用率も、60代で93%という結果が出ています。
最近対応したお客様、来年還暦を迎える私と同年代、もしくは少し上かなと思う男性。
その方がパスワードについて、「ここにあるはずなんだけど」と渡してきたA4サイズの紙。
あちこちに書き足し書き足しされています。
結局その中にはありませんでした。
その方に、「デジタル終活って聞いたことありますか」と聞いてみました。
しばし考えられたあと、一言「ないな」と答えました。
そこで、自分も来年還暦なこと、更にデジタルの管理をしやすくするために
「デジタル安心ノート」
(仮)を作っていることを伝えました。
試作品を渡して、少しずつでも埋めてみて、と伝えました。
「ありがとう。使ってみるよ」との言葉。
ほんの少しでも考えてくれるきっかけになってくれればいいなと思う出来事でした。
肝心の「デジタル終活と言わないデジタル終活」については
次回触れたいと思います。


