未来決算書が海を渡ります♪【韓国語版への翻訳出版決定!】
こんにちは。創明コンサルティング・ブレインの宮崎栄一です。
今日から、夢をかなえる未来決算書の作り方について、学んでいきましょう。
まずは、未来志向に数字を読む3つの基本ルールをおさえておきましょう。
(1)基本の基本!「千進法」で数字を読めるようにしておく
次の数字を読んでみてください。
123456789円
パッとは、読めないですよね・・・なぜでしょう?
そうです。コンマ(,)がないからです。
それでは、もう一度、読んでみてください。
123,456,789円
「いちおく、にせん、さんびゃく、よんじゅう、ごまん、ろくせん、ななひゃく、はちじゅう、きゅう、えん。」
今度は、読めましたか?
このように、数字に3桁ごとに、コンマをうつのを「千進法」といいます。
後ろから、「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん・・・」と数えるのではなく、パッと見て、「いちおく、にせん、さんびゃくまん、・・・」と読めるようにしておいてください。
なぜなら、この数字の表記は、万国共通だからです。
しかし、日本人の場合、やってしまいがちなのが、「1億2345万6789円」と4桁ごとに、数字を読んでしまうことです。
この読み方を続けていると、いつまで経っても、コンマのある数字を読むことができません。
「千進法」で数字を読めるようにしておく。まずは、これが基本中の基本になります。
(2)未来志向の数字は「百万円単位」で考える
つぎに、未来志向で数字を読んでいくためには、「百万円単位」で考えるクセをつけることです。
とくに、経営者の場合、経営判断を円単位で行う人は、まずいないはずです。
お金を借りるのでだって、百万円単位です。
先ほどの数字なら、「1億2千3百万円=123百万円」と読むようにしてください。
英語で百万円は、「million=ミリオン」ですので、「123M」と省略して読む癖をつけると、数字に強くなります。
必要があれば、小数点以下2位まで使えば、あえて百万円単位であっても、「123.45M=一億二千三百四十五万円」というように、1万円単位まで表現できます。
(3)人間が記憶できる数字は「上3桁まで」
未来志向で数字を読むということは、目標数値として記憶に残すことに意味があります。
その場合、数字は、「上3桁まで」にすることが大事です。
目標としての数字なら、上2桁でもいいくらいです。
例えば、毎月の目標売上「1億2千万円=120M」なら記憶できます。
それ以上になると、なかなか記憶に留めることは難しいでしょう。
毎月の目標売上、「1億2345万6789円」。きっと、誰も覚えていません・・・
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