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計画を立て、実行していますか?

岩崎教男

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今回のコラムでは、経営計画の重要性についてお伝えいたします。

まずは、経営者が自社の現状と向き合い、「主力商品を捨てる」という「引き算」の視点から経営計画を立てるための実践的なワークが必要です。

経営計画作成における重要なポイントとしてまとめると以下のようになります。
1. 経営の本質:利益は「影」である
顧客作りが最優先: 経営の目的は「1位作り」と「お客様作り」であり、利益はその結果としてついてくる「影」のようなものに過ぎません。

実態へのフォーカス: 実態のない影(利益)を直接掴もうとするのではなく、実態である顧客をどう作り出すかに集中することが大切です。

2. 現状分析の工夫:3ヶ月スパンとプラスの分析
記憶の鮮度: 一般的な1年単位ではなく、3ヶ月前の理想と現状のギャップを比較します。これは、環境変化なのか実行エラーなのかを「生々しく追跡」できる期間だからです

プラスのギャップ: 失敗(マイナスのギャップ)だけでなく、「想定以上にうまくいったこと」も分析します。そこには、言語化できていない隠れた強みや新市場の兆しが潜んでいます

3. 組織規模に応じたリーダーの役割
建物の階層モデル: 組織人数を建物の階層(1〜10人は平屋、11〜30人は2階建て、31〜100人は3階建て)に例え、規模に応じた役割が重要です。

現場からの撤退: 組織が大きくなる(3階建てになる)ほど、社長は現場のプレイヤーを降り、「戦略(将軍の術)」に専念しなければなりません。社長が現場に居続けることが、会社の成長のボトルネックになります

4. プライベートとビジネスの統合
仕事だけでなくプライベートの目標も大切です。

ブレーキを外す: 「家族と海外移住したい」といった個人的な願望とビジネスモデルを統合させることで、経営者が無意識に成長にブレーキをかけるのを防ぎ、本気で組織を自走させる動機付けになります

5. 「引き算」と「スピード」の戦略
撤退戦略: 売上が伸びずカットすべき商品、撤退する地域や得意先を考えます。新しい種を育てるためには、枯れた枝を剪定する「引き算」が不可欠です


6. 顧客対応と問題解決の解像度
新規客と既存客の分離: 新規客には「信頼」、既存客には「関係性の進化」と、それぞれ全く異なるアプローチが必要です。特に既存客には、実在する特定の個人の顔を思い浮かべて対策を考えます

3×3の法則: トラブルに対し、原因を3つ、解決策を3つ強制的にひねり出します。これにより、個人のミスという表層的な言い訳を超え、システムの不備などの構造的な問題に辿り着くことができます


結論
経営計画の核心は、「過去の成功体験に縛られた枝(商品や顧客リスト)を、今どれだけ剪定できるか」というリーダーへの問いかけにあります

弊社では、9月に経営計画セミナー開催を予定しております。
参加ご希望の方、メッセージを頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

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岩崎教男
専門家

岩崎教男(税理士)

いわさき税理士事務所

会社設立から税務・会計、融資相談、経営計画づくりまで一貫して支援。経営者の思いや将来像を丁寧に聞き、数字を基に事業運営を支えます。相続にも対応し、財産を次世代へつなぐ準備に寄り添います。

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