住宅ローンの借り換え、「金利だけ」で決めていませんか?
目次
届いた通知の金利を、そのまま受け入れる前に
岡山市で「住宅ローン借り換えの窓口カリサポ」を運営している倉元健志です。
「10年固定の期間がもうすぐ終わる、と銀行から案内が届いた」
「書かれている金利が思っていたより高くて、どうしたらいいか分からない」
固定期間選択型の住宅ローンをお使いの方から、このようなご相談をよくいただきます。
固定期間の終了は、住宅ローンを見直す大きな節目です。今回は、案内が届いたときに確認していただきたいことをお伝えします。
1.固定期間が終わると、金利タイプを選び直すことになります
固定期間選択型の住宅ローンは、固定期間が終わると、あらためて「もう一度固定期間を選ぶ」か「変動金利に移る」かを決めることになります。
何も手続きをしなければ、自動的に変動金利へ移る金融機関が多いため、案内が届いたら期限を確認しておきましょう。
2.通知の金利が「実際に適用される金利」かを確認しましょう
案内に書かれている金利を見て驚かれる方は少なくありません。
ここで確認していただきたいのは、その金利が、金融機関の引き下げ(優遇)を差し引いた後の金利なのかどうかです。
契約時の引き下げが、固定期間中だけ適用される内容になっている場合もあります。固定期間が終わった後にどれだけ引き下げが受けられるかは、契約内容や金融機関によって異なります。
まずは今の金融機関に「固定期間が終わった後、私に実際に適用される金利はいくらですか」と聞いてみてください。借り換えを考えるのは、その答えを確認してからでも遅くありません。
3.金利が上がると、月々はどれくらい変わるのか
【試算例(モデルケース)】
残高2,000万円・残り25年・元利均等返済の場合
- 金利1.1%:月々 約76,300円
- 金利2.0%:月々 約84,800円
→ 月々 約8,500円の増加
わずか1%弱の差でも、残高や残り期間によっては月々の負担がこれだけ変わります。
※上記は計算上の一例です。実際の金利・返済額は金融機関の審査結果により異なります。
また、固定期間の終了後に変動金利へ移る場合、いわゆる5年ルール・125%ルール(返済額の見直しを5年ごと、上限を1.25倍までとする仕組み)が適用されるかどうかも、金融機関によって異なります。あわせて確認しておくと安心です。
4.考えられる選択肢は大きく2つです
- 今の金融機関で、固定期間を選び直す、または変動金利に移る(あわせて金利の相談もする)
- ほかの金融機関へ借り換える
どちらがよいかは、残高・残り期間・今後の金利への考え方によって変わります。
金利が上がると考えるなら固定、上がらないと考えるなら変動、という考え方が基本です。「月々の安心」を重視するか、「今の低い金利」を重視するかで答えが変わりますので、ご家庭の考え方を先に整理しておきましょう。
5.借り換えを考えるなら、早めに動き始めましょう
借り換えには、仮審査・本審査・契約・登記といった手続きがあり、少なくとも2か月程度の余裕を見ておく必要があります。
固定期間の終了日が近づいてから慌てないように、案内が届いた時点で比較を始めることをおすすめします。
まとめ
固定期間の終了は、住宅ローンを見直す良い機会です。ただし、案内の金利だけで判断せず、まず「実際に適用される金利」を確認し、そのうえで今の金融機関と借り換え先を並べて比べることが大切です。
実際の金利や借り換えの可否は、金融機関の判断によって異なります。借り換えできない場合もありますので、条件は仮審査・本審査で確認が必要です。
カリサポでは、今の金融機関に残った場合と借り換えた場合を並べてご説明しています。固定期間終了のご案内がお手元にある方は、その書類をご用意のうえご相談ください。
住宅ローン借り換えの窓口カリサポ
住宅ローン借り換えコンサルタント 倉元健志
所在地:岡山県岡山市北区平野976-1
営業時間:10:00~18:00(完全予約制)/定休日:水曜
ホームページ:https://www.karikae-madoguchi.com/
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