正しいのに間違っている、ワークブーツの手入れ法
こんにちは。
フットライト.梶田です。
以前、靴の手入れ方法については、『お化粧』と『スキンケア』の2種類の内容があることをお話ししましたが、今回は革靴の『スキンケア』の具体的な方法についてお話ししたいと思います。
革靴の手入れ法について分かりやすい例えを上げますと、顔のお手入れ法が挙げられます。
この顔のお手入れ方法で考えていきますと、まず最初に「お化粧を落とす」ために、洗顔作業を行います。
次に、顔を洗って水気をふき取っただけですと皮膚が突っ張りますから、顔の表面に乳液を塗ります。
この顔の手入れの方法を置き換えるだけで、革靴の手入れも簡単に出来てしまうんです。
では、具体的な革靴の手入れ方法ですが、
1:革用の石鹸や革靴用シャンプーで靴を洗う
2:洗った靴を乾かした後に、デリケートクリームといった保湿(保水)クリームを塗る
の、たった2作業で終わりです。
この後、革靴に『お化粧』を施して、自分好みの靴に仕上げていけばよい訳ですね。
なお、上記の革靴の手入れ方法を行う頻度については、靴の汚れの状態によって変わるので一概には言えませんが、汚れのひどい時や、「最近手入れしてなかったから、そろそろ手入れをした方がいいかな」と思い出した時に手入れをする位でも良いと考えておけば、精神的に楽かと思います。
もちろん、出来る様でしたら無理のない範囲での定期的な手入れをお勧めしますが、偶にでも手入れをした方が全く手入れをしないよりも長く履けることは、ご理解いただけるかと思います。
さて、ここで「革靴を洗うだなんて、シミが出来たらどうするんだ」「革靴を濡らすとシミになると聞いた」という思いを持たれた方も居られるのではないかと思います。
確かに、濡れ方やその後の対処法によっては、シミになることもあります。
このシミの出来る原因と正しい対処法については、また後日お話ししたいと思います。