雷神 制作過程



埼玉県にある蔵をリフォームし、新たな住まいとして生まれ変わらせる——
その象徴として、施主様からご依頼いただいたのが「龍」の鏝絵でした。
長い年月、家族と財を守ってきた蔵。
その梁の下に、これからの暮らしを見守る存在として、天に昇る龍を表現しました。
力強さの中に流れを持たせ、空間全体に躍動感が行き渡るよう意識しています。
漆喰という素材は、時を重ねるほどに味わいが増し、
住まいと共に呼吸し続けます。
蔵の歴史と、新しい暮らしの始まり。
その両方をつなぐ役割を、この龍に託しました。
完成後、施主様から
「我が家の誉です。見るたびに誇らしい気持ちになります」
という言葉をいただき、職人としてこれ以上ない喜びを感じました。
住まいに込める想いは、ご家族それぞれ。
その想いを形にし、未来へ残すお手伝いができることを、これからも大切にしていきたいと思います。



