【富士山大噴火】巨大地震と同時に起きる?長期化する避難生活に今すぐ備えろ。

「災害時に歯磨きなんて二の次でしょ」
そう思っている方、いませんか?
実はその油断、命に関わるんです。
過去の地震では、災害関連死の約3割が肺炎などの呼吸器疾患を占めたものもあります。
その大きな原因が、まさに「口の中」にあります。
地震などの災害に備えて、食料や飲料水、非常用トイレの備蓄をしている方は多いと思います。
しかし、「歯磨きグッズ」の備蓄は十分でしょうか?
今回は、避難生活における口腔ケアの重要性と、断水時でも使えるおすすめの歯磨きグッズをご紹介していきます。
自己紹介

皆さん、こんにちは。HIRO防災BASEです。
私は大分県別府市の消防本部で約10年間勤務していました。 消防隊、はしご隊、救助隊などを経験し、平成28年熊本地震での災害活動や、大分県中津市の山崩れ、広島県の豪雨災害での捜索活動など、多くの大規模災害現場で活動してきました。
その経験をもとに、現在は「シンプルに考える防災」をテーマに、YouTubeやコラムで防災情報を発信しています。
では、解説していきますね!
なぜ災害時に歯磨きが必要なのか?口の中に潜む危険

災害時の被災生活では、食料や毛布などの確保が最優先され、どうしても歯磨きの優先順位は下がってしまいがちです。
しかし、過去の地震などの災害関連死のうち、約3割が肺炎などの「呼吸器疾患」で亡くなっているという事実があります。
その大きな原因が「口腔ケアの不足」なんです。
断水などで水が不足する災害時は、十分な水分補給ができず、口の中の細菌を退治してくれる「唾液」の分泌量が圧倒的に減ってしまいます。
歯磨きができないことで口内の細菌が異常増殖し、その細菌を含んだ唾液が誤って肺に入ることで「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を引き起こす危険性が高まります。
また、口の中の歯周病菌が全身に回ることで、糖尿病などのリスクも高まると言われています。
特に注意すべき人は?

一番注意が必要なのは、飲み込む力が弱くなっている「高齢者」の方や、免疫力が低下している方です。
また、糖尿病などの持病を持っている方も、薬が手に入らない災害時に口腔環境が悪化すると、病気が悪化してしまう恐れがあります。
もちろん、若い方や元気な方であっても、口臭予防や精神的なストレス軽減、周囲とのコミュニケーションを円滑にするために、歯磨きは非常に重要です。
老若男女問わず、全員が気をつけたい問題なんです。
断水時・水が少ない時の歯磨きのポイント

もし、災害時に水が不足していて「歯ブラシと歯磨き粉」しかない場合、どうすればいいのでしょうか?
水で口をゆすぐことができない状況であれば、歯磨き粉は使わずに「歯ブラシだけ」で磨き、ティッシュやタオルで汚れを拭き取るのが最低ラインの対策として推奨されます。
下手に歯磨き粉をつけて口の中に残してしまうよりは、何もつけずに磨いた方がマシなんです。
避難生活で大活躍!おすすめの口腔ケアグッズ

災害時のために、日頃から以下のグッズを備蓄しておくことを強くおすすめします。
1. 歯磨きシート(指サック型・個包装タイプ)
水がなくても指にはめて歯を磨けるシートです。
特に、衛生面を考慮して「個包装」になっているものや、ドライタイプで歯垢を落としやすい凹凸があるものがおすすめですよ。
指で直接歯茎をマッサージするように磨くことで、唾液の分泌を促す効果もあります。
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2. 歯間ブラシ・つまようじ
歯と歯の間の汚れは、シートや歯ブラシだけでは落としきれません。
携帯性に優れたプラスチック製の「つまようじと歯間ブラシが一体になったもの」をリュックに入れておくと、食後のケアが簡単になります。
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3. 洗口液(マウスウォッシュ)
口の中の細菌を殺菌するために、洗口液も合わせて用意しておくと安心です。
水を使わずに口内をリフレッシュできるため、断水中の口腔ケアの強い味方になりますよ。
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備蓄の目安
災害が起きてから水が復旧するまで、一般的に「3日」かかると言われています。
歯磨きシートであれば、1日3食分×3日間=9枚に予備を含めて、「1人あたり10枚(1袋)」を最低限の目安として備蓄しておきましょう。
ただし、首都直下地震や南海トラフのような大規模災害では、水道復旧に1週間〜1ヶ月以上かかる可能性もあります。家族の人数分×1〜2週間分を目安に多めに備えておくと安心です。
まとめ
ポータブル電源などに比べると、口腔ケアグッズは1,000円程度と非常に安価で買い揃えることができ、しかも基本的に長期保存が可能なため、一度買えばずっと備蓄しておけます。
「たかが歯磨き」と侮らず、命を守るための防災対策として、今すぐ備蓄リストに加えておきましょう!
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