フックを掛ける位置で「落下距離」と「衝撃」は大きく変わる

高所作業に欠かせないフルハーネス型墜落制止用器具。
しかし、正しく装着・調整できていなければ、本来の性能は発揮されません。
特に見落とされがちなのが腿(もも)ベルトの調整です。
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腿ベルトが重要な理由
墜落時、体重を支える大きな役割を担うのが腿ベルトです。
ここが適切でないと、
・体がハーネス内でずれる
・股部や太ももに強い圧迫がかかる
・宙づり状態で血流が悪くなる
といった重大なリスクにつながります。
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正しい腿ベルトの調整目安
腿とベルトの間に、指を垂直に2本入れられる程度
・緩すぎる → 墜落時に体がずれる
・きつすぎる → 血流障害・疲労の原因
「動きやすさ」ではなく、安全性を基準に調整することが重要です。
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現場で多い間違い
・なんとなく前回と同じ調整のまま使用
・作業着が厚くなっても調整しない
・サイズが合っていないハーネスを共用
フルハーネスは毎回の調整が前提の保護具です。
「着けている=安全」ではありません。
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正しい知識は講習で身につける
フルハーネスの装着・調整は、
写真や口頭説明だけでは誤解が生まれやすい部分です。
講習では、
・正しい装着手順
・体格別の調整ポイント
・実技による確認
を通して、現場ですぐ使える知識を身につけることができます。
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まとめ
フルハーネスの安全性は、腿ベルトの調整で大きく変わる。
「腿とベルトの間に、指を垂直に2本」
この基本を、ぜひ現場全体で徹底しましょう。
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