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フルハーネスでよく聞かれる質問!

2023年8月13日

テーマ:フルハーネス 玉掛け 足場 技能実習生 

コラムカテゴリ:ビジネス

こんにちは(^^)

フルハーネス講習を行うときに
よく言われるフルハーネスの使用についてです。

「6.75m以上がハーネスですよね」
「もうハーネスしか着れないんですか」
「落ちたら地面にぶつかりそう」等々。

まず、
安全帯が墜落制止用器具に名称変更したことで



画像のように、
フルハーネス型1本つりと胴ベルト型1本つりのみが
墜落制止用器具となっています!
そのため胴ベルト型も使用することができます!
ただ胴ベルト型は墜落時に地上に達する場合に限ります。
基本はフルハーネス型を使用しましょう(^^)

※胴ベルト型U字つりについては
 墜落は抑止できますが、制止する機能がないため
 墜落制止用器具にはならないということで外されています!
 作業時は墜落制止用器具との併用が必要です。
 移動時は単独で使用可能です(^^)

6.75mとよく聞くのは
6.75m以上はフルハーネスが義務化だからです!
ランヤード 1.7m以下
ショックアブソーバー
第一種ショックアブソーバー 1.2m以下
第二種ショックアブソーバー 1.75m以下と
と規定があります。

このことから一番落下する距離が長くなるのは
第二種ショックアブソーバー(1.75m)と
ランヤード(1.7m)を組み合わせた場合となります。




画像のような計算方法があるのですが
これにより6.75mの落下距離が導かれます!
(計算内容については長くなるため割愛させていただきます。
 詳しくは講習もしくはご連絡していただければお伝えします。)

落下距離を簡単に説明すると画像のBなのですが、
落下する前の足元の位置から落下後の足元までの位置に
ショックアブソーバーが衝撃により発動しその長さを加えた距離に
フルハーネス伸びなど(1m固定)を足した値です!

以上のことより
6.75m以上の高さであれば落下しても
地面に足が着かないためフルハーネスが義務化となっています!

ちなみに第一種ショックアブソーバーについては
5m以上となっています!

これはあくまで1番長い商品を使用した場合の内容です!

自分が使用しているランヤードの落下を確認する場合は
ショックアブソーバーに表示されていますのでご確認ください(^^)

説明箇所には他にも自由落下距離と記載もあります。
また、フルハーネスは低作業では使えないの等、
疑問がでるかもしれませんが、
ガイドラインにも記載がありますが
ロック機能付き巻取り式ランヤードが活躍します(^^)

ここについても計算が長くなりますので
講習時もしくはご連絡いただければお答えいたします!

計算方法や内容を理解することで
フルハーネスの使い方も変わってくると思います!

まだ講習を受講されていない方は
講習でお会いできればと思います(^^)

--

現在マーケティングについて事前勉強中です!

マーケティング用語と意味を覚えるのが難しいです(T_T)

とりあえず勉強して覚えていくしかないので
諦めずに頑張っていこう思います!
4か月後に卒業して立派なマーケターになれるように
努力していきます(^^)

この記事を書いたプロ

玉田将洋

人との縁を大切に、建設業界に関する知識を伝授するプロ

玉田将洋(合同会社ジョイフィット)

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