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コラム

労働災害防止(感電)についてのおさらい

2022年11月29日

テーマ:フルハーネス 玉掛け 足場 技能実習生 

コラムカテゴリ:ビジネス

こんにちは(^^)

特別教育では労働災害の防止に関する知識を
受講する必要があります!

フルハーネス特別教育では
足場やロープ高所作業特別教育で既に受講済みの方は
修了証のコピーを提出することで免除となります!

今回は労働災害の防止に関する知識の中から
「感電防止」についての内容を少しおさらい程度に書きます!

まず電圧の種類等について



・低圧
 屋内で普通に使用される電圧。
 コンセントは一般的に100vですが性能を発揮するため200vで引っ張る家電もあり、
 その場合は200v用と記載があります!

・高圧
 市街地の架空電線路にて使用する電圧。→電柱。

・特別高圧
 市街地の架空電線路に使用してはいけない電圧。
 作業時は離隔距離の厳守。


人体の抵抗について
手と足間→500Ω

また、皮膚の状態によっても変化します!



お風呂場で感電してしまうと
人体の抵抗がないため生命が危険となります。


電流について
低圧、高圧、特別高圧の一般的な電圧
人体の抵抗について記載した数値等を基に
オームの法則を用いて電流を算出します!

オームの法則 「電流Ⅰ=電圧V/抵抗R」
例)低圧の場合 100V/500Ω=200㎃
※皮膚の状態により都度変わります。

よく42Ⅴは死にボルトと語呂合わせで言いますが、
計算すると42V/500Ω=84㎃
低圧以下の電流の数値となってしまいます。

結果感電した場合、なにが生命に関わるのか。
それは電流と時間、いわゆる電荷が影響します。



20㎃から自力で逃げられないため
生命が危険と言えます。

充電物等にふれる場合は手のひらで触るのは危険です。
手の甲であれば瞬時に離れることができます。

ただ、電流が大きければ大きいほど危険ですので
感電防止用の保護具等をしっかりと使用しましょう。


特別高圧等、その他についてはまた講習でお会いしたときなどに
お伝えさせていただきます(^^)

お申込、お問い合わせ等お待ちしております!!

この記事を書いたプロ

玉田将洋

人との縁を大切に、建設業界に関する知識を伝授するプロ

玉田将洋(合同会社ジョイフィット)

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