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杉山健司プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

「この曲は誰の曲?」は丸ごと覚える 杉山学習塾 英語授業の一コマ

杉山健司

杉山健司

テーマ:中学英語

今日は、私が中学生に英語を教えている授業中の、ちょっとした一コマをご紹介します。

授業中、ふと流れてきた洋楽

先日の中3英語の授業中、リスニング教材が終わったあと、教室にうっすらとBGM代わりに流していたのが、ビートルズの “Let It Be” でした。

ある男子生徒がふと手を挙げて言いました。

「先生、この曲、誰の曲なんですか?」

「お、それいい質問だね。じゃあ、英語で何て言うと思う?」

教室が一瞬しんとしたあと、ある生徒が答えました。

「Umm... Who made this song?」

惜しい!でも間違ってはいません。
ただ、ネイティブがよく使う自然な表現は、ちょっと違うんです。

ネイティブの自然な表現

私はホワイトボードに、こう書きました。

A: Who's this song by?
B: It's by the Beatles.

「これ、見てごらん。日本語で言うと、“この曲は誰によるの?”って感じ。
直訳っぽく聞こえるかもしれないけど、ネイティブはこういう言い方をよくするんだよ。」

生徒たちは「え、こんなふうに言うの?」と少し驚いた様子。
でも、私は続けてこう言いました。

ポイントは“丸ごと覚える”こと!

「この表現はね、“Who's this song by?”と“It's by ~.”をセットで丸ごと覚えるのが一番ラクなんだ。

文法を分解して考え始めると、『あれ?byって受け身?受動態じゃないのに何で?』って迷子になる。

でも、会話って“使えるフレーズの引き出し”が大事なんだ。
このやりとりは、そのまま何度も使えるから、ぜひ口に出して覚えよう!」

応用もできる!

「たとえば、“この絵は誰が描いたの?”なら、“Who's this painting by?”
“この本は誰が書いたの?”なら、“Who's this book by?” って言えるよ。」

「返事も全部同じでいいの?」「そう、“It’s by 〇〇.”でOK!」

生徒たちは何人かでペアを組んで、

“Who's this painting by?” “It's by Picasso.”

“Who's this book by?” “It's by J.K. Rowling.”
などの会話練習を始めました。

最初はぎこちなかった発音も、繰り返すうちにだんだん自然に出てくるように。

英語は“かたまり”で覚えると楽になる
中学生の英語学習では、どうしても単語や文法に意識が向きがちですが、
「これはよく使うな」という表現は、丸ごと覚えるのが一番の近道です。

特に会話では、「Who's this ~ by? / It's by ~.」のような、自然なやりとりのかたまりを増やしていくことで、英語がどんどん話しやすくなっていきます。

今後も、杉山学習塾では「実際に使える英語」を意識した授業を大切にしていきます。
英語に苦手意識がある子こそ、こうした「かたまりフレーズ」から始めてみましょう!

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杉山健司
専門家

杉山健司(学習塾講師)

杉山学習塾

生徒一人一人の個性にあわせて『勉強の処方箋』を用意する、きめ細かな個別指導を行っています。的確な指導で勉強の楽しさを知り、学習意欲が備わった生徒はどんな勉強をしたいかを自発的に考え、急速に成長します。

杉山健司プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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