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ドロボーに狙われやすい家⑥

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テーマ:住宅リフォーム工事

9 死角が多い家

                     
外から見た時の死角が多い家。例えば、高いブロック塀に囲まれていて、「道路から見たら玄関しか見えない家」とか「隣から中が見えない家」は、犯罪者に「安全な作業空間」を与えているようなものです。

高い塀で囲っても、車や自転車、自動販売機など踏み台にして簡単に侵入されます。塀や生垣の高さは1.5m以下にし、中の様子がある程度分かるようにしましょう。

敷地外の街路樹も視界を遮られるから危険です。竹やぶも要注意。風が吹くと非常に大きな音が出るので、犯行を分かりにくくします。

10 人が立ち止まるところ

                
公衆電話などが近くにあれば、電話するふりをして長時間下見されます。

コンビニの近所も危ない。深夜、人がいてもおかしくないし、非行少年の集合場所にもなっていたりして、少年犯罪の温床となっている可能性があります。

自動販売機がある家。何食わぬ顔で侵入してきて、いざ見つかったら「つり銭が出てこないから入った」なんて居直るケースがあります。

電柱もチェックしましょう。足場になるような立ち方をしていないか。ワゴン車の上に載って手が届く高さに「つかまり棒」がついていれば、撤去してもらうなど処置をお願いしましょう。

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荻野晃
専門家

荻野晃(一級建築士)

合資会社℮-ハウス

新築でもリフォームでも、営業、打ち合わせ、設計、現場管理、ローンの相談や土地探しまで、あらゆるジャンルの資格と人脈を駆使して、住まいに関するすべてのことにおいて、ワンストップで請け負います。

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