令和5年3月11日は「東日本大震災」が起こって12年でした。
2月14日~15日の2日間の講習で、最後の修了試験に通り無事「一般建築物石綿含有建材調査者終了証」を受領しました。
あまり知られてないと思いますが、去年の4月から請負工事100万円以上の解体を伴うリフォーム工事等に、石綿(アスベスト)含有建材の調査が必要になり、県等に報告することが義務化されました。
石綿は非常に便利な建材の材料だったんですがその「発がん性」のリスクから、平成24年に石綿建材の製造が全面禁止になるまで少なからず存在してました。 (※平成18年以降の建材は、問題無いようですが…)
勉強して驚愕したのは、私は木造住宅の建築が専門なので石綿含有建材は使ってないつもりでしたが、サラリーマン時代、「ノンアス建材」と表示され問題ないと思っていた外壁材のサイディングに当時の基準値以下でも少なからず含有していた建材があったようです。
今の建材は安心ですが、ある程度時間が経った住宅の増改築やリフォーム工事をするときに、石綿含有建材の調査を行ってから工事に着手することになります。 今回、調査を外注せずにできるように一般建築物石綿含有建材調査者の資格を所得しました。