個人事業や副業の「始める・楽しむ・きちんと経営する」をサポートするプロ森﨑仁美

個人事業や副業の「始める・楽しむ・きちんと経営する」をサポートするプロ

森﨑仁美

「自分の強みで楽しく働きたい」人を豊富な知識と経験でサポート

　「好きなことを仕事にしたい。でも、どうやって？」「個人で事業をしているけど、展開の仕方が分からない」ーそんなあなたの心強い味方が、個人事業や副業のサポートをおこなう『光のみち』です。生命保険コンサルタント、簿記講師、耳つぼマッサージといったさまざまな顔をもつ、代表の森﨑仁美さん。販売・接客・製造・事務・営業・教育の仕事を通じて培った知識と経験をもとに、サービスや商品の価格設定、マーケティング戦略など、多方面から事業のアドバイスをしてくれます。
　森﨑さんがこの事業を立ち上げたきっかけは、参加しているLINEグループでのこと。森﨑さんがインタビューをおこない、その人の強みを見つけ、どう生かせるかを分析する、という企画を実施したところ、評判になり、全国から自分も分析してほしいと相談がくるようになったため、2020年10月、『光のみち　お商売成長塾』を立ち上げるに至りました。

「人生のどん底」だった28歳までに経験したさまざまな困難

　森﨑さんは、北海道の室蘭市出身。4歳の時、父親の転勤で大分市へ引っ越しました。子どもの頃は、学級委員長を務めるなどまじめな性格で、悪口や噂話でグループになる周りの子についていけず、ストレスを感じることもありました。家庭では父親がギャンブル好きだったことから、夫婦喧嘩が絶えなかったといいます。そのことで逆にお金に興味をもち、手持ちの貯金を数えたり、9歳から自分で定期預金を始めた森﨑さん。母親からは「お金に執着するのはよくない、汚いことだ」と教わり、腑に落ちなかったと言います。
　偏頭痛に悩まされ、どこにいても自分の居場所ではない感覚の子ども時代に出会ったキーパーソンは、小学校の保健室の先生。なんでも話せて「ここにいてもいい、そのままでいい」という安心感を与えてくれた先生が、その後の進路に大きな影響を与えます。
　中学生になるとまもなく、父親が蒸発。いろんな試練があった思春期でしたが、そんな経験を経たからこそ、誰かを「光のみち」へと導き、支える力が生まれたのかもしれません。
　高校では、子どものころからしていた水泳に没頭。一緒に頑張った水泳部の仲間とは、今でも付き合いが続いています。
　高校卒業後は、北海道の大学へ進学し、心理学を学びながら、先輩から誘われて始めた剣道部で、剣道弐段を取得しました。卒業後は、臨床心理士になるため、更に学ぶ道も考えましたが、いろんな経験を積みながら早く奨学金を返済したい、という思いもあり、社会に出ることに。
　派遣会社に登録し、携帯ショップの店員や旅館の仲居、カメラメーカーの製造、ベビー用品の販売、営業事務など、さまざまな仕事を経験しました。
　25歳の時、結婚を機に上京しましたが、当時のご主人と折り合いが悪くなり28歳で離婚。「人生どん底でした」と森﨑さん。母親が「帰っておいで」と言ってくれたことで大分に戻り、職業訓練校で簿記を学んだのち、自動車整備工場に就職し、30歳で今のご主人に出会い再婚しました。ふたりはお互いに離婚経験があるもの同士。森﨑さんは「一度失敗したらもう幸せになれない、ということはない。いつからでも何度でもやり直せる！」と強く思ったといいます。

4年のブランクを経て、自分にしかできない仕事に巡り合う

　その後、2人のお子さんに恵まれ、子育てに専念し4年が経った頃、ご主人が勤務する会社の先行きが思わしくなくなり、慌てて仕事を探すことになった森﨑さん。当時、下のお子さんはまだ0歳。7回の転職、4年も仕事をしていない自分に余裕と自信が持てず、できる仕事は何もないような気持ちになったそうです。
　そんな時、友人から生命保険の仕事を紹介され、「子どものころからお金を扱うことが好きだったし、働きながらキャリアを積めるかも」と飛び込むことを決意。とある会社で働き始めたものの、商品の勉強をするうちに「お客さんにとって、もっと効率良い保険設計をして喜んでもらいたい」と感じ、数多くの商品を扱える『ほけんの110番』に移籍しました。
　幼い頃からいろんな悩みや困難を乗り越え、さまざまな仕事を体験して、すべてを貴重な学びとし糧としてきた森﨑さん。だからこそ得た「いろんな立場の人の話を聴き、理解してまとめる」力。現在は保険の仕事を中心に、昨年立ち上げた『光のみち』で個人事業や副業を始めたい人に経営アドバイスとサポートをおこなっています。
　2020年、自然の多いのどかな地域に、新たに自宅兼オフィスを構えました。美しく素晴らしい環境にも関わらず、高齢化と過疎化が進む竹中地域を盛り上げるため、若い人に知ってもらう活動もしたいという森﨑さん。「ゆくゆくは、集まった人それぞれの強みを活かして、助け合うことで成り立つコミュニティをつくりたい。」自分自身も大切にしながら、周りの笑顔のために何ができるかを考え、行動する素敵な女性に、あなたもきっと、元気と勇気をもらえるに違いありません。

（取材：2021年6月）

これまでの人生がすべて、みんなの役に立てられることが有難い

「自分の強みで楽しく働きたい」人を豊富な知識と経験でサポート

「人生のどん底」だった28歳までに経験したさまざまな困難

4年のブランクを経て、自分にしかできない仕事に巡り合う

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