クレジットカードの仕組みと選び方について
こんにちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
今回から全4回シリーズでお届けする
「給料が伸びない時代の家計防衛術」。
第1回は、一番多いお悩み
「40代・50代になると家計が苦しくなる理由」
について分かりやすくお話しします。
1. 家計が苦しいのは“あなたのせいじゃない”
─ 40代・50代の家計が厳しくなる本当の理由
最近、「収入が増えない」「家計がじわじわ苦しい」という相談を多く受けます。
しかしこれは、家計管理の失敗ではなく“時代背景”の影響が大きいんです。
●物価高で生活費が増えている
食費、電気代、ガソリン代など、ここ数年で大きく値上がりしています。
特に40代・50代の家庭は、子どもの食費・学費も増えがちで、影響が大きく出やすい時期。
●社会保険料の負担増
厚生年金や健康保険料の上昇は「見えない値上げ」。
手取りが増えない理由のひとつです。
●収入は横ばい
検索でも多い「収入が増えない 40代」ですが、実際に昇給率は低め。
努力しても手取りアップにつながりにくい環境が続いています。
つまり、
支出増+収入は横ばい=家計が苦しいのは当然 なんです。
2. 40代・50代が家計の“ゆがみ”を感じやすい4つの理由
─ 家計見直しのポイントにもつながる部分
以下の4つはご相談が多いテーマで、
まさに40代・50代が家計負担を感じる原因です。
① 教育費がピークを迎える
高校・大学の費用、塾代、受験費用…。
年間で数十万〜100万円単位の支出が発生します。
② 住宅ローン返済はまだ続く
「住宅ローン 見直し」「変動金利 いつまで」などの相談が増えています。
金利次第で家計への影響が大きくなる部分です。
③ 老後資金の不安が高まる
「50代 老後資金 いくら必要か」などの相談が増加。
貯め始めるにはプレッシャーを感じやすい時期です。
④ 親の介護問題が近くなる
突然の出費・時間的負担が発生する可能性があるため、不安が加速します。
これらが同時に起きるため、
**家計がきつくなるのは“人生の構造上の理由”**と言えます。
3. 家計見直しの第一歩は“固定費の洗い出し”
─ 節約より優先すべきは、毎月の出費の流れを整えること
業務でも「家計見直し どこから」などの相談が多いのですが、
最初にやるべきは “固定費の見直し” です。
① 保険の見直し
「保険 見直し 40代」で検索する方も多いです。
20代・30代で加入した保険が今の家族構成に合っていないことはよくあります。
・医療保険の入りすぎ
・死亡保険のムダ
・使い道のない学資保険
これらを整えるだけで月5,000円〜1万円の改善も可能。
② 住宅ローンの見直し
金利上昇時代、最優先でチェックしたいポイント。
借り換えや金利変更で総返済額が大きく変わります。
③ スマホ代・サブスク整理
地味ですが、家族全体で見るとインパクト大。
節約のために生活を苦しくする必要はなく、
“仕組み”の改善で家計はラクになります。
4. 40代・50代は「頑張りすぎない家計管理」が大切
節約をやりすぎるとストレスになり、長続きしません。
特に40代・50代は、仕事・家事・育児・介護と負担が多い時期。
必要なのは、
生活を犠牲にせず、確実に効くところだけ整える家計管理。
毎月1万円〜3万円の改善でも、
10年で120万〜360万円の差になります。
5. 今日できる小さなアクション
検索でも「家計見直し やることリスト」が人気ですが、
まずはこれだけでOKです。
・保険証券をまとめて一箇所に出す
・サブスク一覧をスマホでチェック
・先月の支出をざっくり振り返る
・夫婦で10分だけお金の話をする
これだけで、家計改善のスイッチが入ります。
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