格安sim 乗り換えについて
こんにちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
― 今こそ考えたい「これから」と「お金」の話 ―
30代は、人生の中でも“決断”の多い時期。
「そろそろ家を買う?」「子どもはいつ?」「今の働き方を続けていいのかな?」
そんな問いと日々向き合いながら、夫婦で未来を考える機会も増えてきます。
そしてそれらの選択には、必ずと言っていいほど「お金」が関わってきます。
今回は、住宅・子育て・働き方といった30代夫婦のライフイベントにおけるリアルなお金事情について、
わかりやすくお伝えしていきます。
1.住宅購入、今が“買い時”って本当?
「家賃がもったいないから、そろそろマイホームを…」
そんな声をよく聞きます。でもちょっと待って。
住宅は人生最大の買い物。勢いだけで決めるのはNGです。
★ 購入前に考えたい3つのポイント:
「いくらの物件」ではなく「いくらの返済ができるか」で考える
今後の働き方や家族構成に変化はあるか?
老後もその場所に住み続けたいか?
住宅ローンは、長くて35年。
返済の計画が家計のバランスを大きく左右します。
固定費が増える前に、家計の見える化と将来のライフプラン整理が重要です。
2.教育費のリアル:いつ、いくら、どう準備する?
子どもがいる・これから考えているご家庭では、教育費が気になりますよね。
★ 目安となる教育費(1人あたり・トータル):
公立のみ:約1,000万円
幼稚園〜高校私立+大学私立:約2,000万円
0歳〜18歳の約20年間で、毎月一定額を積み立てるとしたら…
⇒ 月2~3万円の準備が理想。
「でも、まだ子どもがいないから早いかな?」
そんなことはありません。早ければ早いほど負担が分散され、将来がラクになります。
★学資保険やつみたてNISAなどを活用し、「教育費用口座」を分けて貯めていくのもおすすめです。
3.夫婦の働き方と家計のバランス
今は共働きの家庭が多い時代。
しかし、妊娠・出産・育休・転職・副業など、働き方が変わる局面も30代には多くあります。
★収入が減るタイミングに備えるには?
育休中の収入減少(手当で約6〜7割支給)
時短勤務による収入ダウン
子どもの病気で仕事を休む頻度が増えることも
★そんなときに大切なのが、「固定費のコントロール」と「生活防衛資金(6ヶ月分の生活費)」。
将来の変化に柔軟に対応するためにも、今のうちに生活費の“土台”を整えておくことが重要です。
4.貯蓄と資産形成、どうバランスをとる?
「老後資金は必要だけど、今は教育費もあるし…」
30代は、短期・中期・長期の目的が同時に重なる年代。
そのため、貯蓄と資産形成のバランス感覚が求められます。
★理想のバランス(参考)
生活防衛資金(貯金):月収の6ヶ月分
中期目的(教育費・車など):定期預金や積立型保険など
長期目的(老後・資産形成):つみたてNISAやiDeCoなど
★「今は余裕がない…」という方も、毎月1万円からの積立投資でもOK。
大切なのは「始めること」と「習慣にすること」です。
5.10年後をイメージするだけで、家計は変わる
どんな選択肢も、「正解」は人それぞれ。
大切なのは、「どうしたいか」を夫婦で言葉にし、その実現のために必要なお金を“見える化”すること。
例えば、
「10年後、子どもが小学生で、郊外の家に住んでいたいね」
という理想があるなら、それに合わせて住宅の予算や貯蓄額を調整していく。
そうすることで、家計が目的に沿って動き始めます。
★行動アドバイス:「わが家の10年後マップ」を書いてみよう
紙でもノートでもOK。
夫婦で話しながら、「10年後にどうなっていたいか?」を一緒に書き出してみましょう。
・住んでいる場所
・子どもの年齢
・働き方
・理想の休日の過ごし方
これらを“お金”と結びつけて考えることで、ライフプランがグッと現実的になります。
今回のテーマついて質問や相談がある方はみらいマネープランニングにご相談ください。 初回無料相談にてサポートいたします。
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