“手取り”の正体とは? 社会人1年目の家計管理スタートガイド

三重野徹

三重野徹

テーマ:家計

こんにちは。
大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。

春、新しい生活が始まる季節。
進学、就職、転職、ライフスタイルの変化など――人生の新たな一歩を踏み出す人も多いはず。
そんな今こそ、お金の基礎知識をしっかり身につけておくことが大切です。

今回は、
「給与明細の見方」

「社会保険料のしくみ」

「ボーナス前に検討したい保険」

について、初めて社会に出る方にもわかりやすく解説していきます。
どれも将来のライフプランに役立つ基本情報なので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. 給与明細の基本と“手取り”の正体




はじめての給与。
支給額を見て「え、こんなに引かれるの?」と驚いた方も多いのでは?

給与明細は、自分の収入や税金、社会保険などが細かく記載された大切な書類。
「基本給」「手当」「残業代」などの支給項目と、
「所得税」「住民税」「社会保険料」などの控除項目に分かれています。

中でも要チェックなのが「控除金額」。
健康保険、厚生年金、雇用保険などの社会保険料は、法律で定められた割合で自動的に差し引かれ、
その結果がいわゆる“手取り”になるんです。

この仕組みを知っておくと、家計の管理や将来設計にもぐっと役立ちます。

2. 社会保険料ってなんのためにあるの?




「引かれてるけど、これって何に使われてるの?」という疑問、ありますよね。

社会保険制度とは、病気やケガ、老後、失業など、いざという時に備えるための公的なセーフティネット。
多くの会社員は以下の保険に自動的に加入します。

健康保険:医療費の自己負担を軽減

厚生年金:将来の年金受給のため

雇用保険:失業や転職時の支援

給与明細を見れば、どの保険にいくら払っているかが一目でわかります。
「自分が今どんな保障を受けているか」を知るきっかけにもなりますよ。

3. ボーナス前に考えたい保険のはなし




ボーナスは、ちょっとしたご褒美にも、将来への備えにも使える大切なお金。
その前に、ぜひ見直してほしいのが保険の加入状況です。

特に検討したいのがこちら:

医療保険:若いうちに入ると保険料が安く済むことも

生命保険/就業不能保険:家族や自分を守るための万一への備え

いまの自分にとって本当に必要な保険は何か、
過不足がないかを一度整理してみましょう。
内容や条件は保険会社によって様々なので、
不安があればプロに相談するのもアリです。

4. 数字に強くなれば、将来がもっと安心に




給与明細をしっかり読むことは、自分の**可処分所得(自由に使えるお金)**を正しく把握する第一歩。
それができれば、保険料の負担、貯金のペース、ライフイベントの準備も、ぐっと現実的に考えられるようになります。

新生活のスタートは、家計や保障を見直す絶好のタイミング。
今回紹介したポイントをもとに、「数字」に慣れながら安心して歩んでいける未来を整えていきましょう!

社会保険ついて質問や相談がある方はみらいマネープランニングにご相談ください。 初回無料相談にてサポートいたします。


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三重野徹
専門家

三重野徹(ファイナンシャルプランナー)

みらいマネープランニング

ファイナンシャルプランナーとしてだけでなく公的保険アドバイザーとしても年金や健康保険、介護保険等といった公的な保障をアドバイスし、将来を見据えた「未来設計図」をお客様と一緒に作るお手伝いをしています。

三重野徹プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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