改めて確認! 新年度前に見直す保険と家計

三重野徹

三重野徹

テーマ:保険

大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。

新年度が始まる前後は
進学や就職・転勤などライフイベントが重なる時期です。

4月を区切りとして
新しい生活がスタートする方も多いのではないでしょうか?

こうしたタイミングは保険や家計の見直しを検討するいい機会でもあります。


①ライフプランの変化と保険の役割


生活環境や家族構成が変わると
必要な保障や優先したい支出も変わってきます。

例えば、お子様が進学して教育費がかさむ場合には
医療保険や生命保険を手厚くしたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
一方でご自身や配偶者が退職されたり扶養する家族が減ったりする場合は
既に加入している保険内容が過分である可能性もあります。

保険は万が一のリスクに備えるものです。
そのためにも
ご家族の年齢構成や健康状況家計の収支状況を改めて確認し
今の自分たちに必要な保障が何かを考えることが大切です。

②公的保険制度と私的保険


日本では公的医療保険や公的年金制度が整備されており、
一定の範囲で医療費や生活費をサポートしてくれます。

ただ公的保険だけではカバーしきれないリスクも存在します。
例えば大きな手術にかかる費用や働けなくなった時の収入減少などは
私的保険での補填が必要になるケースがあります。
また、会社員や公務員の方は
給与やボーナスの変動に伴って社会保険料の負担も増減します。
標準報酬月額の変更などによって
保険料や保障内容が変わることもありますので
給与明細や健康保険・年金の加入状況を再確認してみると良いでしょう。

③家計管理と保険見直しのポイント

家計を管理する上で
保険料の占める割合が大きくなりすぎると
貯蓄や生活費に影響が出ることがあります。
逆に保障が不足していると
いざという時に家計が大きなダメージを受けてしまいます。
家計簿や家計管理アプリを使い毎月の支出を把握しましょう。
必要な保険と不要な保険を仕分けし
重複した保障がないかを点検します。
万が一のリスクがどれくらいあり得るのか
公的保険でどれくらいカバーできるのか
を確認しておくと私的保険の必要性を見極めやすくなります。

④保障内容の更新、特約の追加や削除


すでに契約している保険でも
特約やオプションを付加できる場合があります。
お子様の進学に伴う教育資金の準備や
ご家族の健康状態による特約の検討など
今必要な保障を見定めることで
保険料を抑えつつ無駄のない保障を用意することができます。
また、契約者貸付制度や保険金解約返戻金の有無など
契約内容によっては家計管理の一助となる仕組みが備わっている保険商品もあります。
定期的に保険証券を見直すことでより
有利な条件を見つけるチャンスが生まれるかもしれません。

⑤専門家への相談


保険商品の種類は多岐に渡り
同じような保障内容でも
保険会社や商品によって保険料に差がある場合も珍しくありません。
ファイナンシャルプランナーや保険代理店などの専門家に相談することで
客観的な視点から保障内容を見直してもらうことができます。

新年度前は家計をリセットし改めて将来設計を考える好機です。


必要に応じプロの意見を取り入れ
家族全員が安心できる保険プランを再構築してみてはいかがでしょうか。


保険ついて質問や相談がある方はみらいマネープランニングにご相談ください。 初回無料相談にてサポートいたします。


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三重野徹
専門家

三重野徹(ファイナンシャルプランナー)

みらいマネープランニング

ファイナンシャルプランナーとしてだけでなく公的保険アドバイザーとしても年金や健康保険、介護保険等といった公的な保障をアドバイスし、将来を見据えた「未来設計図」をお客様と一緒に作るお手伝いをしています。

三重野徹プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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