ボーナスの使い方

三重野徹

三重野徹

テーマ:家計

こんにちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
11月も半ばが過ぎ、冬のボーナスを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?


今日は、年末のボーナス活用法や資産が増える仕組みの作り方についてご紹介します。

社会人になると毎月の給与とは別にボーナスの支給がある人もいるでしょう。

公務員と違って民間企業の場合は、ボーナス支給の基準は各企業ごとに決められており、年に1回のみという場合や、最初から支給されない給与体系になっている企業もあります。

一般的には年2回、夏と年末に支給されるところが多いですが、貴重なボーナスを使うべきか貯めるべきかで悩む人も多いでしょう。

将来に備えてしっかりとお金を貯めつつ、自由に使うことができたら安心ですよね。

そこで今回は年末のボーナスの活用法や資産を増やす仕組みの作り方について解説します。

ボーナスの使い方として避けたいのは、特に大きな買い物をしていないのに、いつの間にか生活費に消えてしまったという使い方です。

これは事前にしっかり使い方を考えていないことが原因で起きてしまいます。

まとまった金額をもらえるのですから、支給前から自分にあった使い方を考えボーナスの予算を仕分けしておくことが大切です。

ボーナスの使い方を考える時に抑えておきたいポイントは次の3つです。

①使う割合を先に決める

ボーナスの使い方は年代別により様々です。
独身の方は、自己投資や自分へのご褒美として、旅行をしたり、エステに行ったり、キャリアアップにつなげるために資格取得の学校へ通うといった使い方が多いようです。

30代以上になると、家や車など何らかのローン返済に当てたりする人もいます。

無駄遣いを防ぐために貯金にいくら、自分への投資や旅行にいくら、とあらかじめ使う割合を決めておくことをお勧めします。

②ライフプランを明確にする

ライフプランを明確にすることで将来的に必要となるお金の金額が把握できます。

ボーナスではまとまったお金が入りますから、現在の家計のやりくりだけでなく将来も見通したお金の使い道を考えることが大切です。

③ボーナスを当てにしすぎない

ボーナスは企業の業績によっては減額されたり支給されなかったりする時もあります。

もうすぐボーナスが支給されるからと先にたくさん買い物をしてしまうとボーナスが想定よりも少なかった場合にお金が足りなくなってしまいます。

ボーナスは安定して受け取れるものではないので、ボーナスを当てにした資金計画は立てない方が懸命です。

資産が増える仕組みの作り方として、ボーナスを活用して年々関心や意識が高まってきている投資をしてみるのもの一つの方法です。

多くの方は老後生活への備えや、子供の学費、住宅購入など将来への備えとして貯金をしていますが、貯金ではほとんど金利がつかないのが現状です。

例えば小額から始められる積み立てNISAですが、投資のリスクはゼロではありませんが、時間をかけて投資することでリスクを抑えられ、ただ貯金するよりも資産を増やせる可能性が高くなります。

ボーナスの賢い使い方は将来的に後悔しない使い方をすることです。

無計画に使うと、衝動買いをして全て使い切ってしまう可能性もありますので、すぐに使い道を思いつかない場合は一旦貯金をしておくのがおすめです。

貯金をして、怪我や病気などで収入が減少しても生活ができるだけのお金確保をしつつ、積み立てNISAなどの運用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

質問や相談がございましたらお気軽に
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三重野徹
専門家

三重野徹(ファイナンシャルプランナー)

みらいマネープランニング

ファイナンシャルプランナーとしてだけでなく公的保険アドバイザーとしても年金や健康保険、介護保険等といった公的な保障をアドバイスし、将来を見据えた「未来設計図」をお客様と一緒に作るお手伝いをしています。

三重野徹プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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