旅行保険について

三重野徹

三重野徹

テーマ:その他

こんにちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
夏休みにに入りましたね。

新型コロナウイルスによる行動制限が緩和されて、旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか?
旅行代理店でツアーの申し込みをしたり、飛行機のチケットを申し込みすると旅行保険を勧められることがあります。

旅行保険とは一体どのような保険なのでしょうか?

一言でいうと、旅行保険は、国内または海外を旅行中に起こった事故や怪我トラブルを補償する保険です。

日本国内の旅行に対する国内旅行保険、海外の旅行に対する海外旅行保険があり、ともに自宅を出発してから帰宅するまでの旅行行程中が保険期間となります。
保険会社によって多少の違いはありますが、補償内容はおおむね次の4項目です。

まずは、
病気やケガの保障です。
国内旅行保険と海外旅行保険ともに旅行中にけがをして治療を受けた場合に補償されます。
また、海外旅行保険に関しては、ケガの補償だけでなく、旅行中に病気にかかった際も補償対象となっています。

次は、
損害賠償に対する補償です。
旅行中に謝って他人に怪我をさせてしまったり、他人のものを壊してしまったりして法律上の損害賠償責任を負った場合、賠償責任の補償として保険金が支払われます。
例えばスキー旅行中に他人にぶつかって怪我をさせてしまった場合や、お土産屋さんで商品をうっかり落として壊してしまった場合などが補償対象となっています。

次に、
救援者費用に対する補償です。旅行先で事故による遭難や、捜索救助費用、長期入院をした際などに家族が駆けつけた場合の費用が補償されます。

4つ目は、
携行品損害に対する補償です。現金やスーツケースなど旅行先で物を盗まれた場合に補償されます。
このように補償内容を確認してみましたが、ここでこの内容だったら自分が入っている医療保険などでも賄えるのではと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ではここで、旅行保険がどのような場面で役立つのか確認してみましょう。

まず、海外で病院にかかった場合です。海外の病院にかかると医療費が高額になる可能性が非常に高いです。
日本国内で病院にかかる場合は、医療費の3割負担が一般的であり高額療養費制度もありますが、海外の場合はそうはいきません。

例えば、医療保険で入院日額1万円を備えていても賄えない場合がほとんどです。
また、旅行中にスキーやダイビングなどレジャーをして怪我をした場合は救援費用が必要となる場合があります。
その際も医療保険で賄うことはできないので、旅行保険でカバーすることになります。

火災保険や自動車保険の特約で個人賠償責任を付帯していない場合は、旅行時の万が一に備え旅行保険を準備することをおすすめします。

その他にも保険会社によっては飛行機が遅延した時の補償があったり、現地の病院を紹介するサービスがあったり旅行保険のメリットの一つです。

まずは旅行に出る前にご自身が加入している保険の補償内容を確認しましょう。
旅行の計画に対して補償が十分ではないという場合は、楽しい旅行中の不安を減らすためにも旅行保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか?

質問や相談がございましたら
お気軽にお問い合わせください

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三重野徹
専門家

三重野徹(ファイナンシャルプランナー)

みらいマネープランニング

ファイナンシャルプランナーとしてだけでなく公的保険アドバイザーとしても年金や健康保険、介護保険等といった公的な保障をアドバイスし、将来を見据えた「未来設計図」をお客様と一緒に作るお手伝いをしています。

三重野徹プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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