資産形成目標を立てよう
みなさんこんにちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
様々なものの値上げが続く昨今、家計の見直しをお考えの方も多いのではないでしょうか?
家計の見直しをするときは支出を「固定費」と「変動費」に分けて考えていく方法がおすすめです。
ここで改めて「固定費」と「変動費」とはどのような費用のことなのか?
それぞれ確認しましょう。
「固定費」とは・・・
毎月定額でかかってくる費用のことです。
具体的には、
家賃や住宅ローンなどの住居費
水道光熱費などの公共料金
スマホやインターネットなどの通信費
自動車関連費
給食費や習い事などの教育関連費
保険料
などが挙げられます。
「変動費」とは・・・
毎月変動してかかってくる費用のことです。
具体的には、
食費
日用品費
衣服費
医療費
交通費
交際費
趣味やレジャーなどの娯楽費
冠婚葬祭費
などが挙げられます。
次にそれぞれの具体的な見直し方法について見てみましょう。
まず取り掛かるべきは「固定費」の見直しです。
「固定費」は、プランなどの変更だけで効果が継続しやすいのでおすすめです。
1.通信費の見直し
代表的な方法としては大手キャリアから格安SIMへの変更が挙げられます。
もしくは、契約プランを変更するだけでも効果がある可能性があります。
通信量やオプションが現在の使用状況に合っているか確認してみましょう。
2.保険の見直し
勧められるがまま入ってしまったり、保障内容の見直しをしないまま古くなっている保険はありませんか?
現在の自分の状況に必要な保険のみ残して解約もしくはプランの見直しをしてみましょう。
自分だけでは難しい場合は担当者やFPに相談しましょう。
3.光熱費の見直し
家族構成や使用時間帯など生活スタイルに合わせたプランの選択や変更を検討してみましょう。
4.住居費の見直し
賃貸の方は家賃の安い物件へ引っ越しを検討するのも一つの手です。
マイホームの方は住宅ローンの借り換えを検討してみる方法があります。
こちらも保険と同様に自分で判断が難しい場合は担当者やFPに相談してみましょう。
5.定額サービスの見直し
初回無料で登録して解約し忘れている定額サービスはありませんか?
入会したけれど忙しくて通えていないスポーツジムや、お子さんが嫌々ながら続けている習い事などそのサービスや商品が自分や家族に必要なものなのか改めて考えてみましょう。
続いて「変動費」の見直しについてです。
節約のために「ビールやお菓子を買うのを我慢しよう」
「少しでも安いものを求めてスーパーをはしごする」という話をよく耳にしますが、
急に財布のひもを締めたり、節約のために無理しすぎてしまうとそれ自体がストレスになり続けられなくなります。
まずは毎月何にどのくらいお金を使っているのかを把握し、自分にとって重要度の低い削れそうなものを考えてから見直しを始めてみましょう。
その他にできることとして、
買い物の回数を減らす方法もおすすめです。
スーパーやコンビニに行く際セール品や新商品などつい予定外のものを買ってしまうことはありませんか?(私も当てはまりますが・・・。)
そもそも買い物に行かなければ余計な出費を抑えることにもつながるのです。
また、どうしても突然かかってきてしまう大きな出費が医療費や冠婚葬祭費です。
これらは年間でいくらかかるのか予測し、あらかじめ積み立てておくことで焦ることなく対応ができます。
「固定費」や「変動費」の見直しは一度見直しをすればもう大丈夫というわけではありません。
家族構成の変化や収入の増減などライフスタイルの変化によって、つど見直しをしていくことが大切です。
半年に一度などサイクルを決めて定期的に見直しをする方法もおすすめです。
質問や相談がございましたらみらいマネープランニングまでお問い合わせください。
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