教育資金はどのくらいかかる?(中学校~大学編)
みなさんこんにちは。ファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
新年度に入ったあたりから、子供の教育資金相談が増えてきました。
そこで、今回は、「子育てと将来のお金の両立に必要なポイント」についてお話ししたいと思います。
子育てには何かとお金がかかりますが、同時に今だけでなく将来の教育資金や自分たちの老後資金のためのお金も準備する必要がありますよね。
今回は子育てと将来のお金の準備の両立に必要な3つのポイントについて解説します。
一つ目のポイントは先取り貯蓄です。
貯蓄については毎月の給料から生活費を使って、残ったお金を貯蓄に回そうと考えがちですが、この方法ではなかなか貯蓄が増えません。
考え方を変えて、給料からまず教育資金や老後資金のためのお金を先取りして、別の口座に移し残ったお金で生活するようにします。
先取り貯蓄にすれば確実に将来のお金を積み立てることができます。
2つ目のポイントはidecoやNISAを活用することです。
現在は銀行にお金を置いても利息が低くほとんど増えない状態です。
idecoやNISAを活用すれば税制面で優遇を受けながら銀行預金より高い利回りでお金を増やすことができる可能性があります。
貯蓄だけで増やすよりも資産運用をして効率よく将来の資金を準備しましょう。
3つ目のポイントは子供が小さい頃にお金をかけすぎないことです。
子育てにかかるお金は約20年の長いスパンで考える必要があります。
あまり最初の方でお金をかけすぎると、一番お金がかかる大学の時期に資金が足り
なくなるかもしれません。
ベビーカーやベビーベッド、チャイルドシートなど金額は大きいのに短い期間しか使わないものはレンタルを活用することで出費を抑えることができます。
すぐにサイズアウトする洋服類はメルカリなどをうまく活用すると良いでしょう。
小さい頃に習い事をさせすぎないこともポイントです。
子供が大きくなると塾代などに高い費用がかかるので、小さい頃から日替わりでたくさんの習い事をさせるよりは、子供の好きな習い事を一つか二つに絞って、あとは貯金に回し子供がゆっくり遊ぶための自由時間を作るというのも良い方法ではないでしょうか?
3つのポイントをおさえて子育てと両立しながらゆとりを持って将来の資金を準備しましょう。
質問や相談がございましたら
お気軽にお問い合わせください。
お金の小学校大分校
では、お金の基本のキを学べます。
お気軽にご参加ください。