教育資金はどのくらいかかる?(幼稚園~小学校編)

三重野徹

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テーマ:子どもの教育資金相談

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
年度末が近づいてきました。
新年度に向けてお子様がいる家庭では卒業や進学などで慌ただしくなってくる時期ですね。この時期に多い相談事の一つである教育資金について今回はお話ししたいと思います。今回は、幼稚園~小学校編です。

人生の三大資金の一つと言われている教育資金

一体どれくらいの金額を用意しておく必要があるのでしょうか

一般的には子供1人当たりの教育費の目安は約1000万円と言われています。
これは幼稚園小学校中学校高校大学卒業までの19年間を国公立に進学した場合に必要と
なる教育費の目安です。

どこかの進学で私立を選択した場合はさらに大きな金額が必要となり
仮に全て私立の学校で進学した場合の教育費は2000万円以上とも言われています。

お子さんの進学プランによって用意する金額は大きく変わってくるのでご家族で良く
話し合っておく必要があります。

それでは年代別に必要な金額を見てみましょう。

今回は幼稚園小学校にかかる金額を確認します。

なおデータは文部科学省の子供の学習費調査と私立大学と入学者にかかる初年度学生
納付金平均額の調査日本学生支援機構の学生生活調査結果を参考にしています。
また教育費には給食費部活動や修学旅行にかかるお金塾や習い事にかかるお金なども含まれています。

幼稚園3年間にかかる教育費は2019年10月から幼児教育無償化が始まったことにより以前
より大きく金額が下がりました。
国公立で約24万円私立で約45万円となっています。
金額は下がったもののやはり私立では国公立の2倍を見積もる必要がありそうです。

塾の費用もまだ始まらない年代なのでこの頃に将来のために貯蓄をコツコツと増やせると良いでしょう。

小学校6年間にかかる教育費は国公立で約193万円私立で約959万円となっています。
私立は1000万円近くの教育費が必要でデータでは国公立に比べ5倍近くも差があります。
小学校から私立に進学する計画がある場合には赤ちゃんのうちから資金準備を進める必要
がありそうです。

次回は中学校高校大学にかかる教育費について解説します。

お金の小学校大分校では、教育資金の準備方法についても学べます。

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三重野徹(ファイナンシャルプランナー)

みらいマネープランニング

ファイナンシャルプランナーとしてだけでなく公的保険アドバイザーとしても年金や健康保険、介護保険等といった公的な保障をアドバイスし、将来を見据えた「未来設計図」をお客様と一緒に作るお手伝いをしています。

三重野徹プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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