交通事故後の腰痛の原因No.1
コラムをご覧いただきありがとうございます。
大分駅前整体院/河野整骨院(日出町店)、代表の河野貴彦です。
今回の内容は「施術後の症状の戻り」についてです。
お客様と話していて「やった時は楽なんだけど、その時だけで次の日(何日か後)にはもとに戻っている」という悩みを聞くことが多いです。
このような悩みを訴えるお客さんのほとんどが「何かほかに良い方法はないか?」と迷っているように思います。確かに施術内容など、やっていることが間違っている場合もあります。
しかし、一度考えてみてもらいたいのが「やった時は楽」という部分です。
本来、施術内容などが間違っていれば全く変化は出ないです。
では何が問題なのかを順番に説明していきます。
施術後の状態を維持できない理由
まず結論から言うと体の状態が良くないということです。
ここでいう体の状態とは、生活習慣の乱れや疾患により血液循環や各種機能の低下している状態を指します。
上記の内容を説明するためにも整体施術の大前提から説明します。
一般的に整体施術は骨格や筋肉を矯正するからよくなると思っている方も多いと思いますが、実際には体の歪みを解消して血液循環をよくすることで、体の各細胞のATP産生(エネルギー生産)を促進させて体が修復する手助けをしています。
そのためお客さんの体の状態次第で施術をしてもスムーズによくなっていくのか、戻りやすく時間がかかるのかが決まってきます。
症状の戻りやすい場合どうすればいいか?
戻りやすい方の特徴としては、圧倒的に施術頻度が足りない場合が多いです。
戻りやすい方の話を聞いていると、週に1回~月に1回の間のスパンで通われている方が多いです。
一般的に週に1回というと頻繁に通っているように思われる方も多いと思いますが、施術を始めて直ぐだと悪い方は3日も維持できない場合が多いです。
大半の場合、整体に通っても施術時間は1時間もないと思います。1日でいうと1/24時間です。その中から睡眠時間を7時間として引いても残りの16時間は仕事やプライベートで体に負担をかける可能性があります。
その為、施術頻度が足りないと少し良くなっても次来た時にはもとに戻るか、それ以上に負担が加わり悪くなっていることがほとんどです。
よって症状の戻りも加味して適切な頻度で施術を行うことが症状の解消に向けて必要になります。
頻繁に施術をしても維持できない人の特徴
頻繁に施術をしても維持できないという場合は、
- 筋肉・筋膜・関節組織の癒着が強い
- 内臓の負担が大きい
- 血管の変性
- 細胞の酸化・糖化が強い
- 糖尿病などの基礎疾患がある
上記のような問題を抱えていることがほとんどです。特に2~5に関しては生活習慣の問題になります。
その為、上記のような体の状況の方は慢性症状にかかわらず、捻挫や骨折などのケガ(急性症状)まで、とにかくどんな症状でも解消には時間がかかります。
まとめ
お客様と話をしていて、
「整形の先生からは痩せなさいって言われたけど...」
「あと〇㎏落としなさいって言われたけど...」
「運動をするように言われたけど...」
このように言われることがよくあります。
少し厳しいかもしれませんが、
「整形の先生が検査をした上でそのように指導をされたのならちゃんとやらないとだめですよ!」
僕はこのように伝えています。
上記で説明をしたようになかなか症状が解消いない時や、施術をしても維持できない時は必ず生活習慣や体に問題があります。
このような問題があって症状が解消しない・維持できない人の特徴として、病院などで指導された内容が都合が悪いと聞き流している傾向が強いです。
やはり体が悪くなるのもそれなりの段階を経て悪くなっているので、儲け話みたいに簡単によくなる方法は残念ながらありません。
なので、まずは病院などで専門家に言われたアドバイスは実践してみてください!