食べ物が原因で起こった腰痛の悲劇
コラムをご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野貴彦(こうのたかひこ)です。
今月は「◯年前に交通事故をやってから痛みがとれなくて…」という方がすごく多かったので、数回に分けて交通事故シリーズを書いていきます。
車内(運転席・助手席)での交通事故の場合、多くのケースで腰痛やムチ打ちなどの症状がみられます。
当院は整体院なので、受傷直後の保険が使える施術は扱っていませんが、過去に交通事故歴のある患者さんは多く来院されます。
整形外科や整骨院て行われる交通事故の処置
実際に来院された交通事故歴がある患者さんに話を聞くと、
◆腰や首のマッサージ
◆電気療法
◆背骨の牽引
◆湿布
整形外科や整骨院ではこのような処置がほとんどです。
確かにこれらの処置でも痛みが落ち着いてくることはあります。
しかし、◯ヶ月、◯年したらまた痛くなったって聞いたことはありませんか?
いくら交通事故による腰痛やムチ打ちであっても痛い場所に原因がない事がほとんどです。
交通事故による腰痛や肩こりの原因は足にある?
「腰や首に原因がないならどこが悪いの?」と感じたと思います。実は原因は「足」なんです!!
このパターンは特に運転席に座っている場合に多くみられます。
なぜなら、事故の大半が止まっている時の後方又は側面からの衝突が多く、この時にブレーキペダルに足をかけているからです。
ペダルに足をかけ足首が背屈位に固定された状態で衝撃が加わる事で、足首に遊びがないため衝撃により足首周辺の軟部組織が損失を起こします。
離れた場所の痛みの原因を作る防御反射とは?
ではなぜ足の損傷が離れた腰や首の痛みの原因になるのか?
そのポイントは「防御反射」という体の仕組みにあります。
防御反射とは簡単にいうとかばいです。
足首を捻ってた時に無意識に反対の足に体重をかけて歩いていると、その足や腰などの離れだ場所が痛くなる現象の事です。
なので、損傷した足をかばいながら生活を送る内に、腰や首に負担が加わり、交通事故から時間が経ってからでも痛みが現れます。
まとめ
もし、昔交通事故を経験してから腰痛や肩こりが長引いている方で、上記のような処置だけしか行っていないのなら、その痛みの原因は「足」かもしれません!!
なので、一度足の関節の動きを確認してみて下さい。
足の動きが硬かったり、足にだるさやツッパリ感がある場合は可能性が高いです。
ps.
次回は「股関節」が原因の交通事故後の腰痛や肩こりについて書いていきます!