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利光哲哉プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

生成AIとの会話、普段通りに肩の力を抜いてね!!

利光哲哉

利光哲哉

テーマ:生成AI

最近、街の広告やSNSで「生成AI研修」や「AIコンサルティング」といった言葉をよく見かけませんか? まさに花盛り、といった印象です。

しかし、ふと「こ れって、誰かに教えてもらわないと使えないものなのだろうか?」と疑問に思うことはありませんか。

私は、必ずしもそうではないと考えています。もちろん、専門的な知識を深めるための教育は素晴らしいものです。ですが、生成AIを日常のパートナーとして活用する第一歩は、もっとシンプルです。

それは、スマートフォンやパソコンの向こうにいるAIと、とにかく会話をしてみること。まるで友人と話すように、相談相手や作業の相棒として付き合ってみることです。

「でも、何を話せばいいか分からない」「気の利いた質問が思いつかない」

そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。最近の賢い生成AIは、こちらが言葉に詰まっていると、「もしかして、こんなことを知りたいですか?」と、まるで心を読むかのように次の質問を提案してくれることさえあります。

もし、会話の途中で何を話せばいいか分からなくなったら、難しく考えずに、こんな短いフレーズを投げかけてみてください。

  • 「次に何を聞けばいい?」
  • 「その続きは?」
  • 「で、どうなるの?」
  • 「だからね、」

驚くかもしれませんが、AIはこんな風に途切れた言葉や、漠然とした問いかけにも、きちんと意図を汲み取って応答してくれます。大切なのは、完璧な質問をすることではなく、会話を続けることです。

そして、しばらく雑談のように会話を続けた後、最後にこう尋ねてみてください。

  • 「この会話をまとめて」
  • 「ここまでの話の要点を3つに絞って」

すると、どうでしょう。とりとめもなかったはずの会話が、驚くほど整理された情報として目の前に現れます。アイデアの種が見つかったり、自分の考えが明確になったり、思わぬ発見があるかもしれません。

生成AIは、特別なスキルを持つ人だけのものではありません。
まずは肩の力を抜いて、普段通りのあなたの言葉で話しかけてみてください。きっと、あなたの毎日を少し豊かにしてくれる、頼もしい相棒になってくれるはずです。

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利光哲哉
専門家

利光哲哉(DXコンサルタント)

利光コンサルティング

約40年のIT実務経験と大学での教育・研究実績を基に、生成AIをスマホ等で活用するなど中小企業のDXの最初の一歩からを支援。社員が主役の業務改革を支援します。企業に「テクノロジーの民主化」を!

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