生成AIからAGIへ
大分市が「大分市職員向けに生成AI活用に関する手引き」を作成し、下記URLで公開しています。
https://www.city.oita.oita.jp/o252/shisejoho/chiikijohoka/aichat/seiseiai.html
この手引書の作成を支援して、利用者目線で読みやすく、わかりやすい構成にしています。
多くの利用手引きやガイドラインは、「生成AIとは」で始まるものが多いのですが、利用者にとって生成AIの仕組みを知ることは必要でしょうか? それよりも、自分の仕事に、どのように使えて、何をしたら悪いのかを伝えることが大事だと思います。
生成AIは、仕事をする人の「相棒」になります。
従来のAI活用が支援的な使い方でしたが、生成AIは文章や画像などを作り出します。使う人にとっては、生成AIに作業をさせることが活用のポイントになります。
その観点で、大分市役所が作成した「大分市生成AI活用の手引き」は参考になると思います。
大分市役所の狙いは、
「職員が実際の業務シーンを想定しやすいよう、具体的な事例を中心に解説し、守るべき注意事項も交えながら、生成AIを上手に活用できるよう作成しています。生成AIの活用を推進することで、業務の効率化、市民サービスの向上を図ります。」(出典:大分市役所ホームページより)
これから、Microsoft365 Copilotなどが使えるようになり、作業担当者の相棒として仕事をやってくれるようになります。さらにAGI(Artificial General Intelligence:汎用人工知能)へと世界が動いていきます。仕事の働き方も変化していきます。
自分の作業の中に、AI活用を取り込んで、楽に仕事をすることが大事だと考えます。