運送会社を知る ヤマト運輸株式会社の特徴とおすすめメニュー
運送会社といってもいろいろあり、個人宅への配送やビジネス用運送、大型・重量運送に引っ越しなど、それぞれ得意分野をもって運営しています。その中から通販で使用することが多いのは個人宅配送になります。では個人宅配送に強い大きな会社は?となると
「ヤマト運輸株式会社」「佐川急便株式会社」「日本郵政株式会社」の3社が挙げられます。
3社それぞれが似ているのかというとそうでもなく、それぞれが違うサービスを持っており、ではどう違うのかをまとめました。
ヤマト運輸株式会社
個人宅配送業界ではナンバーワンの流通網を持っており、細かいエリアごとに店舗を持っています。各店舗に配達員を配置しており、集配システム・地域間の輸送・大拠点から各店舗→個人宅への配達の速さはどれをとっても日本で右に出る者はいません。
素早くきれいに配達するヤマト宅急便が主になりますが、宅急便コンパクト(小型宅配便)、ネコポス(追跡メール便)など種類も多く、様々なかたちに対応でき、なおかつ宅急便と同じ速さで配達するという、早くて使いやすいサービスが増えております。
佐川急便株式会社
以前はビジネス寄りの配送が多くありましたが、平成以降は個人宅配送に力を入れており、全国各地に配達網を持っております。 ヤマト運輸ほど細かい拠点はありませんが、違うシステム運用・配達員配置で細かく・素早い集配業務を行えるようになっております。
佐川飛脚便(宅配便)がメインになり、遠方でも翌日配送を可能とする飛脚航空便は「安く」「早く」「遠く」に運べる宅配便になっております。ほかにもチャーター便など運営側として使用できるようなサービスも豊富にそろっています。
メール便や小型便はありませんが、これらを補うため(以外にもあると思いますが)2021年日本郵便と本格的な協業に合意しました。
日本郵便株式会社
明治の時代より日本の郵便を担ってきており、平成の時代に民営化されて今に至ります。
昔から続く郵便はとにかく安く、サイズ・重量での細かなサービスは他社の追随を寄せ付けません。反面郵便の配達網は大きく変化しておらず、全国配送網は非常に細かいですが配送日数はかかるという特徴を持っています。またサービスの種類が豊富ですがサービス同士が似ているものがあるのでそれぞれ研究が必要です。
通販ではゆうパック(宅配便)、レターパックプラス(小型宅配便)、ゆうパケット(追跡メール便)、定形外規格外郵便(メール便)、外部登録が必要なクリックポスト(追跡メール便)と使えるメニューは豊富ですが、それぞれ配達日数が違います。
配達に関する知識は、通販を行う上でとても重要になっております。それぞれの運送会社を深く知ることで、お客様のいろいろなニーズにこたえられる通販の発送を可能にします。
今後私のコラムではそれぞれの会社・サービスをまとめ、合わせて各会社に取材を申し込んで深掘りしていきたいと思います。