通信販売の基礎を知ろう 通信販売の「売上の方程式」を理解する①
コロナ過で外出ができなくなり早3年、お店、観光地、ホテルなどに一般の方が行けなくなったことから何とか商売を・販路をと様々な業界業種の方々が通信販売業界に参入を果たしてきました。
通信販売を始められる方、すでにやっておられる方、従事されている方、以前と比較してもさらに多くなってきております。通販業界がさらなる広がりを見せている今、一度通信販売をするメリット・デメリットを整理し理解しなおすことで、参入を始められる方のきっかけや、常日頃の業務にお役立ていただければ幸いと思い今回のコラムをまとめております。
通信販売のメリット・デメリット
①広告塔・商品公式紹介の役割を果たす
企業・団体の公式ホームページをお持ちの方々も多いかと思いますが、どうしても全体紹介に注視しがちになり個々の商品の説明がわかりにくいものになってしまいがちです。通信販売になると、個別に商品紹介ページがつくれるようになり、歴史・開発紹介・商品詳細などを充実させることができます。
ただし広告表示法など表示に気を付けることも多いので十分理解・注意して作成する必要があります。また販売価格も公式で値引きをしてしまうと既存ルートでの販売価格が崩れたりすることもあるので気を付ける必要があります。
②どこからでも注文ができる
なかなか買いに行くのが難しいような地域でも、通信販売でなら商品を購入し送付することができます。観光地の名産品や地域でしか知られてないようなものでもインターネットに掲載することで、小規模・個人店でも全国販売することができます。
ただし通信販売は商品価格に送料が上乗せされます。店舗で売れていた価格でも送料を足されると販売傾向が変わるもあります。また地元産が売れていた商品の場合は、地元推しなどの意識も通信販売では作用せず、大きな違い・特徴が見いだせない場合は苦戦を強いられる可能性があります。
③営業せずにいつでも注文を受けられる
通信販売の特徴のひとつに営業時間外でも注文を受けられることが挙げられます。営業・店員が注文を受ける際に不要なため、説明文・画像がしっかり掲載されていれば問題なく売買ができます。営業の説明活動がないため、本業があり副業で始められる方にも向いております。
ただその反面「逆に」などの話の切り返しができません。商品の説明では画像ですることになるのですが、ストレートに興味を持ってもらうような画像表現・文章力が求められます。また商品自体にもわかりやすい特徴・違いが必要になってきます。
通信販売をするメリット・デメリット まとめ
それぞれメリット・デメリットを紹介しましたが、わたくしも通信販売活動を続ける中でメリットを大きく受けて成長させていただいております。
特に大きなメリットは広告面・全国販売だと思いますので、簡単な業界ではないですが勝負する価値はあるかと思います。