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第133回「お墓での写真マナー」

本村秀昭

本村秀昭

テーマ:お墓での写真マナー



こんにちは、西部霊苑です。お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
今回は「お墓での写真マナー」についてお話しさせていただきます。

【お墓で写真撮影は大丈夫?】

お墓で写真撮影をすることは基本的には問題はありません。ただしお寺の管理する墓地や霊園のルールによって禁止されている場合は勿論撮影することを避けるべきでしょう。
お盆や年忌法要などのお墓参りでは普段は合う機会が少ない親戚と集まることが場となることもあり、そうした際の記念と思い出としてみんなで撮影したいといったことや、離れた家族や親戚に伝えたいなどで写真を撮影することもあるかと思います。
しかしながらお墓は静かに故人の冥福を祈る場所ですので、撮影をする際には周りの方の迷惑にならないように配慮した上で行うようにしましょう。

【お墓のお掃除代理、修理時の撮影】

仕事や生活、体調などの都合でお墓を訪れることが難しい、苔や汚れなど個人では大変な場合のお掃除ではお掃除のプロ、代理業者にお墓を任せる場合があります。
また墓石が天災などで欠けてしまった、掘っている文字の色の入れ直しなどの補修・修理の際にも作業報告として写真を撮って送ってもらうこともありますので、一般的な感覚としてはお墓で写真撮影をすることをあまり神経質に考える必要はないかと思います。

【撮影の際に注意したいこと】

特に長崎のお盆では初盆は家族でお墓で花火をする文化もあることから思い出に残る出来事でもあり、家族の思い出の写真として残しておこうと思われることもあるかと思います。
こうしたことからお墓で写真を撮ることに特に抵抗がない方もいらっしゃる一方、お墓から死を連想してあまりよく思われない方もいらっしゃいますので、撮影したものなどはSNSなど不特定の方の目に届く場所には出さないほうがよいでしょう。
またお墓には個人名などがわかる文字なども見れますので、撮影の際にはなるべく他のお墓は入らないように配慮も必要です。
撮影の際にははしゃぎすぎるなど一般的な静かな雰囲気のお墓を訪れる際のマナーも守り節度ある範囲で行うようにしましょう。

お墓参りは家族での故人の冥福を祈る場であるとともに家族で揃って過ごす思い出の場ともなりますので、そうした大切な記念に写真を撮られることもあるかと思います。
このような機会を大切にしていただくとともに、撮影をする場合には周りの方に配慮と節度・マナーをもって行っていただければと思います。

それでは次回コラムもよろしくお願いいたします。

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本村秀昭
専門家

本村秀昭(霊園業)

公益社団法人 西部霊苑

お墓ディレクター1級資格者として、お客様お一人おひとりに的確なアドバイスをお届けできます。

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