文学作品と朗読コンサート
ここのところ歌曲や合唱曲をギターで伴奏する機会が増えています。
本来はピアノで伴奏する曲をギターで伴奏するのです。
さる10月8日に松本市の池上百竹亭で朗読と歌曲の会があり、その中で「里の秋」
(斉藤信夫作詞 海沼実作曲)「秋の唄」(蕗谷虹児作詞 杉上長谷夫作曲)
「秋の月」(滝廉太郎作詞作曲 山田耕筰編曲)が歌われました。
また古今和歌集の「わが心慰めかねつ更科や 姨捨山に照る月を見て」に私が曲をつけた
合唱曲「わがこころ」も披露されました。
これらの曲のピアノ伴奏譜をギター用に編曲して伴奏したのですが、ギターには不向きな
調性(キー)の曲ばかりだったので、カポタストを使用しました。
カポタストとはギターのネックに装着して、全ての弦の音程を高くする器具です。
例えば、1フレットにカポタストをつけると全ての弦は半音高くなります。
使い方としては、楽譜をカポタストをつけたキーに書き直して演奏する方法(例えばもとのキーが
Fであれば、1フレットにカポタストをつけて、キーをEに移調した楽譜を書いて演奏する)と、
移調しないそのままの楽譜で演奏する方法があります。
楽譜を移調する方法だとハイポジションを弾く際に混乱が生じる可能性があります。
また移調してない楽譜だとローポジションで混乱が生じます。
このコンサートでは楽譜を移調せずに演奏しました。
本番で混乱しないように多くの時間を練習に費やした事は言うまでもありません。
生の演奏をリーズナブルな料金でお届けしています。
ギター独奏、ヴォーカル・二胡・ピアノ・ベース等とのデュエット、
さらにサックス・ドラムス等を加えたトリオ、カルテット等様々な
編成で演奏いたします。
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