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体育館に床用ワックスがけをおススメしない理由とは

石井大輔

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テーマ:体育館床工事

体育館に床用ワックスがけをおススメしない理由とは

体育館床スポーツフロアーは、滑り具合まで入念に設計され、そのすべり具合はC・S値で表されます。
ところでC・S値とはなんなのでしょうか?そんな疑問を持たれる方もいるのではないでしょうか?
そこでC・S値は何かお伝えします。
スポーツフロアーにおけるC・S値とは、摩擦する面が外力によって明確なすべりであるかを判断することです。
摩擦面が大きいと、滑りづらくなり、摩擦面が小さいと、滑りやすくなります。
ちなみに愛犬家にとってフローリングの滑りは骨折、脱臼、股関節整形不全を及ぼす恐れがあることから、近年、犬の滑りにも合わせたフローリングが開発され利用されています。
小型犬が支障なく動作できる値は0.676以上とされています。
体育館に使用されるスポーツフロアのC・S値は0.5~0.8で設計されています。
このようにスポーツフロアーはスポーツ競技に適した環境に整えられています。
体育館の床が滑りやすくなってしまうのは、スポーツフロアーのコートが摩耗によってすり減ったり、適切とされないワックスメンテナンスなどによって、C・S値が変化してしまうからです。
だからこそ、体育館床はウレタン塗装メンテナンスが適しているのです。

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専門家

石井大輔(塗装工事業・防水工事業)

しろくまペイント(株式会社 霜鳥 塗装事業部)

創業から50年以上にわたり、個人宅や公共工事などさまざまな現場に携わってきた経験を生かして施工。細かな要望を把握するため、着工前のヒアリングを丁寧に実施し、納得いただける仕上がりを目指す

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