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体育館ステージ床張り替え

石井大輔

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テーマ:体育館床工事

体育館ステージ床張り替え

施工場所体育館床スポーツフロアー・体育館ステージ床・フローリング
施工内容鋼製床下地調整・ステージ床の部分張り替え・ステージフローリング研磨・アリーナ研磨・スポーツ競技用コートライン引き「バスケットボールコートライン引き・バドミントンコートライン引き・バレーボールコートライン引き」
目的突き上げヵ所を張り替え
施工経緯お客さまからのご依頼
本工事はスポーツフロア及びステージのフローリング・鋼製床下地とスポーツフロアーを構成する部位・部材を修繕・改修します。
ステージ張り替えの前に、すでに鋼製床下地のレベル調整は完了しています。
今回作業は、研磨前にフローリング不良ヵ所とフローリング劣化ヵ所を張り替えます。
フローリングを研磨前に張り替えることによって、全体的に違和感なく仕上げることができます。
ただの張り替えのみだと、どうしてもそこが継ぎ接ぎのように見えてしまいます。
劣化が酷く、スポーツフロアーの表層が黒ずみやまばら模様ができているほど馴染むことがありません。
逆に、新築に近ければ近いほど張り替えを行っても馴染みます。
今回は、フローリング表層が紫外線によって黄変していたものの、全体を削るため白木になります。
そのため、ウレタン塗装を行っても違和感なく仕上げることができます。

ところでなぜ?フローリングの真ん中ヵ所を張り替えているのでしょうか?
理由が推測できなければ、キズが付いたのかな?ピアノを引きずったのかな?
なんて考えるのかもしれませんが、実はフローリングが真ん中部分で突き上げたのです。
どんな建材でもそうですが、伸縮は少なからず起きています。
現場では無垢材が使われていました。
無垢材は、その名の通り純粋な天然材料となります。無垢フローリングは天然木をフローリングに仕上げた建材で、伸びや縮みを抑えるような加工がほとんどありません。
そのため湿度の影響を受けやすい材料です。
ちなみに、無垢フローリングは巾方向への、伸縮率が大きいため、突き上げとなって長手方向の真ん中で起きたのです。
力が加わり一番弱い場所に突き上げとして現れたのでしょう?
原因は、何通りか想定されますが、アリーナ床の懐高さ・ステージの下地が木製下地・床上換気口あるいは床下換気口の面積などが複雑に絡み合い、突き上げたのだと考えられます。

コートラインプロサイトはこちらから
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石井大輔
専門家

石井大輔(塗装工事業・防水工事業)

しろくまペイント(株式会社 霜鳥 塗装事業部)

創業から50年以上にわたり、個人宅や公共工事などさまざまな現場に携わってきた経験を生かして施工。細かな要望を把握するため、着工前のヒアリングを丁寧に実施し、納得いただける仕上がりを目指す

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