分かりやすい“コミコミの総額表示”で中古軽自動車を展開（1/3）

修理歴などをチェックする専門機関の認定書、不具合に対する3カ月保証を用意

　店名の通り“コミコミの総額表示”で、主に中古の軽自動車を販売している「ポッキリ屋伊那店」。店舗責任者の高見光明さんは接客業務をメインとしながらも、かつて大手ディーラーで8年以上にわたりメカニックを務めた経験を生かし「車の内部構造や特性を理解した上で提案してくれる店長」として活躍中です。

　「以前の中古車販売店展示プライスボードは「車両本体価格のみの提示」で実際に乗り出すには本体価格に加えて自賠責保険料、自動車重量税、登録代行手数料などが発生するのが一般的でしたが、当店はこれらを含む“支払い総額”表示を行っています。『プライスボード＝乗り出し価格』プライスボード金額以外一切掛からないポッキリ価格がポッキリ屋の店名の由来です」

　分かりやすい金額表示に加え、過去の修理歴なども明確に提示。全ての車両が、第三者機関による検査を受けていると言います。
　「独立系車両評価機関の『AIS』が、細部に至るまで調べます。業界の中で最も厳しい基準を設けているとされ、もれなくその認定書も受け取れます」

　購入前の試乗もOKで、納品についても、一般的には10日から2週間ほどかかるところ、最短で3日程度のスピード感をもって段取りを進めます。

　「また、全ての車両に『3カ月・3000km保証』が付いています。私たちの調べでは、警告灯や水温計などの不具合は、およそ8割が納品後3カ月以内・3000kmを走行するまでに発生しているため、このようなサービスを設定しました。私も念入りにチェックしていますが、プロの目をかいくぐったトラブルにも無料で対応いたします」

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