出会いの前に、人間力を学ぶ理由
なぜ今、「魂学校」が必要なのか
――出会いを増やす前に、人を育てる社会へ
――出会いを増やす前に、人を育てる社会へ
若者が結婚しなくなった。
「お金がないからだ」
「出会いがないからだ」
「若者の価値観が変わったからだ」
本当に、それだけでしょうか。
こども家庭庁が政策資料で引用する「第16回出生動向基本調査」では、結婚意思のある25〜34歳の未婚者が独身でいる理由として、**「適当な相手にめぐり会わない」**が男性43.3%、女性48.1%にのぼります。
私は長年、結婚支援の現場で多くの若者と向き合ってきました。
私は長年、結婚支援の現場で多くの若者と向き合ってきました。
そこで感じてきたのは、
「いい人がいない」という問題の奥には、「人とどう関わり、どうご縁を育て、どう人生を共に生きるのか」を学ぶ機会そのものが少なくなっているのではないか
ということです。
私たちは学校で、国語も数学も英語も学びます。
スマートフォンを開けば、世界中の情報を一瞬で知ることができます。
ところが、
人を大切にするとは何か。
自分を大切にするとは何か。
思いやりとは何か。
我慢とは何か。
失敗したとき、どう立ち直るのか。
人を好きになるとは何か。
ご縁をどう育てるのか。
夫婦とは何か。
家族とは何か。
働くとは何か。
幸せとは何か。
人生で本当に必要になることほど、十分に学ぶ機会がありません。
人生で本当に必要になることほど、十分に学ぶ機会がありません。
だから私は、若者だけを責める気にはなれません。
知らないのなら、教えればいい。
経験がないのなら、経験できる場所をつくればいい。
つまずいたのなら、もう一度一緒に考えればいい。
そのために必要なのが、私は「生きる力の教育」だと思っています。
「好きなことだけをする=幸せ」ではない
好きなことをする。
もちろん大切です。
しかし、
「嫌なことはしなくていい」
「我慢しなくていい」
「自分が楽しいことだけを選べばいい」
それだけで、人は本当に幸せになれるのでしょうか。
人生には、自分の思い通りにならないことがあります。
人生には、自分の思い通りにならないことがあります。
仕事もそうです。
結婚もそうです。
子育てもそうです。
人間関係もそうです。
ときには我慢する。
ときには譲る。
ときには謝る。
人のために動く。
苦しいときに踏ん張る。
失敗しても、もう一度立ち上がる。
その経験が、人を育てます。
頑張り、踏ん張った人間は、少しずつ顔つきが変わる。
志を持った人間は、目が変わる。
人の痛みを知った人間は、優しくなる。
そして、その生き方そのものが、その人の「魅力」になっていくのです。
いい人を探す前に、自分が「いい人」になる。
いい人を探す前に、自分が「いい人」になる。
結婚支援というと、
「条件のいい人を紹介する」
「出会いの数を増やす」
「マッチングさせる」
という発想になりがちです。
もちろん、それも必要です。
しかし、それだけでは足りない。
私は問いかけたい。
「あなたは、どんな人を探していますか?」の前に、
「あなた自身は、どんな人と人生を共にしたいと思ってもらえる人ですか?」
いい人とは、完璧な人ではありません。
お金持ちである必要もない。
学歴が高い必要もない。
何でも知っている必要もない。
人を思いやれる。
「ありがとう」が言える。
「ごめんなさい」が言える。
約束を守る。
相手の立場を考える。
自分の感情だけで人を傷つけない。
困難から逃げずに踏ん張る。
間違えたら反省する。
そして、いただいたご縁を大切にする。
私は、こういう人を「一人前の人間」と呼びたい。
だから、中学生くらいから「生きる力」を学んでほしい。
これは婚活教育ではありません。
幸せに生きるための人間教育です。
自分を知る。
自分を認める。
人を思いやる。
感情を整える。
挨拶する。
約束を守る。
我慢する。
働く意味を知る。
お金を学ぶ。
異性を尊重する。
恋愛を学ぶ。
家族を学ぶ。
失敗を学ぶ。
孤独を学ぶ。
助けを求めることを学ぶ。
そして、自分の人生を自分で決める。
こういうことは、学校のテストにはあまり出ません。
しかし、
人生の試験には、何度も出てきます。
私は、それを教える場所をつくりたい。
私は、それを教える場所をつくりたい。
それが、魂学校です。
魂学校は、「人生の補習授業」をする学校です。
学校についていけなかった人。
人間関係につまずいた人。
自分に自信がない人。
恋愛がうまくいかない人。
仕事で悩んでいる人。
結婚したいけれど一歩を踏み出せない人。
そして、子どもとの向き合い方に悩んでいる親。
誰だって、人生でつまずきます。
だから、
「こんなことも分からないのか」ではなく、
「分からないなら、一緒に勉強しようぜ」
と言える場所が必要なんです。
偏差値を上げる学校ではありません。
人間力を育てる学校です。
魂学校では、
教養――知ること。
修身――人としての基本を身につけること。
修養――自分の心を整え、磨くこと。
この三つを土台にして、人と幸せに生きていく力を育てます。
少子化対策を、「結婚させる政策」にしてはいけない。
結婚するか、しないか。
それを決めるのは本人です。
結婚しない人生も尊重されなければならない。
だからこそ、国や社会がやるべきなのは、
若者に結婚を押しつけることではありません。
若者が、
「人を好きになるって、いいな」
「誰かと一緒に生きるって、いいな」
「家族って、温かいな」
「自分にも幸せな家庭をつくれるかもしれない」
そう自然に思えるような人と社会を育てることではないでしょうか。
出会いのイベントを一回増やすだけではなく、
出会う前の人間教育から、出会い、ご縁を育てること、結婚、そして家庭を築くところまで支える。
私は、これからの結婚支援には、そこまで必要だと思っています。
国、自治体、学校、企業、そして親御さんへ。
子どもたちに、
「勉強しなさい」
だけではなく、
「幸せに生きる勉強をしよう」
と言える社会を一緒につくりませんか。
知識はある。
情報もある。
便利なものも、たくさんある。
それでも生きづらい若者がいるのなら、
今一度、
「人間としてどう生きるか」
を学ぶ場所が必要なのではないでしょうか。
人を育てる。
心を育てる。
人と人を結ぶ。
そして、自分の人生を自分の足で歩ける人を育てる。
その人が誰かを愛し、
誰かから愛され、
やがて次の世代を育てていく。
私は、少子化という大きな社会問題も、その原点には「人を育てること」があると考えています。
出会いを増やすだけではない。
結婚させるだけでもない。
幸せに生きられる人を育てる。
それが魂学校の仕事です。
そして、私は本気で思っています。
日本にもう一度、「人を育てる教育」を。
人生につまずいた人にも、
「ここからもう一回やればいい」
と言える社会を。
そのために、私は魂学校をやります。
HAPPYになりたきゃ、勉強しろ!
魂学校
校長 溝端勇二


