カフェイン、味方？それとも敵？ パーソナルトレーナーが考える“賢い付き合い方”
皆さんは「自分は毎日しっかり寝ている」と思っていませんか？
お客様とお話をしていると「7時間くらいは寝ていますよ」と答える方は多くいらっしゃいます。確かに“時間”だけを見れば十分に聞こえますが、実際に「朝スッキリ起きられる」「日中に眠気がない」「疲れが取れている」と自信を持って言える方は少数派です。
つまり、多くの方は【睡眠の“量”には気を配っていても、“質”にまでこだわっていない】のです。
1. 睡眠の量と質の違い
睡眠はただ横になって時間を確保すればよいわけではありません。
人間は眠っている間に「浅い眠り（レム睡眠）」と「深い眠り（ノンレム睡眠）」を繰り返しています。このバランスが整っていると、脳と身体がしっかりと休まり、翌日の活動に備えられるのです。
しかし、ストレス・カフェイン・スマホの使用・運動不足などによって、このサイクルが乱れると「7時間寝たのに疲れが取れない」という状況が起きてしまいます。
実際に研究でも、睡眠の“質”が低い人は肥満や生活習慣病、集中力の低下リスクが高まることが報告されています。
2. 質の高い睡眠がもたらす効果
・筋肉と身体の回復
トレーニングで傷ついた筋肉は、深い睡眠時に分泌される成長ホルモンによって修復されます。質の良い睡眠は筋肉の成長を助け、疲労回復を早めます。
・脂肪燃焼と食欲コントロール
睡眠が浅いと食欲増進ホルモン（グレリン）が増え、抑制ホルモン（レプチン）が減少します。質の良い睡眠は自然に「太りにくい体質」へ導きます。
・脳とメンタルの安定
深い眠りは脳内の情報整理や感情のリセットを行います。気分の浮き沈みが減り、仕事や人間関係にも良い影響を与えます。
3. 睡眠の質を高める習慣
・寝る前のスマホをやめる
ブルーライトは脳を覚醒させます。寝る30分前にはデジタル機器を手放しましょう。
・軽いストレッチや呼吸法
副交感神経が優位になり、自然に眠りに入れます。当ジムでもリラックスメニューとして取り入れています。
・環境づくり
暗めの照明、静かな空間、適度に涼しい室温が理想です。寝具や枕の見直しも効果的です。
・リカバリーの導入
身匠わたなべでは、水素吸引をはじめとしたケアを取り入れることで、自律神経を整え、睡眠の質向上をサポートしています。
4. 皆様へ
「睡眠時間は足りているはずなのに、疲れが残っている」
「夜中に何度も目が覚める」
「朝がつらい」
こうしたお悩みを抱える方は少なくありません。
その原因は、“睡眠の質”にあります。
身匠わたなべでは、パーソナルトレーニングや食事指導だけでなく、睡眠改善につながる生活習慣アドバイスやリカバリーメニューをご提供しています。
実際に「夜しっかり眠れるようになり、翌日の仕事の集中力が上がった」「体重が自然に落ち始めた」といった声もいただいています。
質の良い睡眠を手に入れることは、美容や健康のためだけでなく、日々の充実感にも直結します。
5. 法人・企業様へ
従業員の健康課題として「睡眠不足」や「慢性的疲労」が注目されています。
厚生労働省の調査でも、日本人の多くは「睡眠時間は足りているが、質が低い」と答えています。この問題は業務効率の低下や事故リスクの増大、ひいては離職率の上昇につながります。
身匠わたなべでは、法人様向けに以下のサポートを行っております。
・福利厚生としてのジム利用
パーソナルトレーニング・ボディケアを従業員様が利用できるようにご提案。
・出張セミナーや健康講習
「睡眠と仕事のパフォーマンス」「疲労回復と姿勢改善」など、実践的なテーマで社員研修を実施可能です。
・水素吸引サービス
自律神経を整え、深い睡眠を得やすくするサポート。オフィス導入や福利厚生制度の一環としても注目されています。
企業が従業員の「睡眠の質」にまで目を向けることは、健康経営の重要な柱となります。結果として会社全体の生産性や従業員満足度の向上につながります。
まとめ
「寝ているはずなのに疲れが取れない」
「時間だけは確保しているけれど、質には自信がない」
そんな方こそ、今こそ“睡眠の質”に目を向けるべきです。
トレーニング・食事・睡眠。この3つが揃って初めて理想の身体も、充実した毎日も手に入ります。
身匠わたなべでは、個人の方から法人様まで、一人ひとりに合った「眠れる身体づくり」をご提案しています。
ぜひこの機会に、睡眠を“ただの休息”から“最高の自己投資”へと捉え直してみてください。
