フォレスターシート傷リペア「ステッチは残して」のご紹介

2023年3月23日

コラムカテゴリ：くらし

長野市のお客様より上の写真添付でフォレスター運転席側レザーシートクラックの補修依頼いただきました。
クラック自体けして大きなものではないので、いつものように引き受けようとしたものの、小さなクラックがステッチに掛かっているのが気になります。

オレンジのステッチを残すの・・・？

黒のレザーにオレンジのステッチ、この「ステッチも黒に染まってもいいのか？」を確認したところ「ステッチは出来るだけオレンジで残してほしい」がオーナーの希望です。

長野市在住のお客様、代車貸出でお車搬入

今回のお客様は長野市在住ですが、アパート住まいのため施工場所が確保できないことから代車貸出で、お車を搬入していただきました。
搬入された実車の状態は写真上部の大きな傷はともかく、オレンジ色のステッチに隣接する形で何本かのクラックが、また2本のステッチの間にもクラックが走っています。

「ステッチも塗装」がトータルリペアシート補修の基本だか・・・！

トータルリペアのシート補修はステッチも塗装するが基本です。ステッチとシートの色が違う場合は「お客様に承諾を得て施工する」がセオリーです。今回は「なんとかステッチの色を残してほしい」がお客様のご希望です。確かにこれだけ色がちがえば何とかしてほしいと思うの頷けます。

クリーニング、脱脂、ここまではいつも通りの作業ですが、ここから傷埋めと補強を兼ねた加熱式充填剤で下処理ですが、ステッチに充填剤がかからないよう、何度もマスキングをし直しての下処理です。

塗装もステッチを避けて

調色を完了して今度は塗装です。ここでもステッチに塗料が掛からないようにしなければなりません。
下処理同様ここでも幾度もマスキングをし直し塗装です。

引き取りに来られたお客様は「おーっ！」と一言。たいへん喜んでいただけました。

＃長野県千曲市トータルリペア工房吉楽

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