クラウンぽくない新型クラウン、ガラスコーティングのご紹介
IQ 「愛着の一台なんです!きれいになりますか?」
「TOYOTAのIQですがダッシュボードの一箇所に色落ちがありますこれってきれいになりますか?」「黒だったらなんとか自分でやろうか?とも考えたのですが、色は濃いブラウンです。」と連絡いただきました。「凸肌になってしまうような大きな傷がない限り、きれいに仕上がります。」とお答えし、施工決定しました。
ヘッドライトの黄ばみってきれいになりますか?
数日後ヘッドライトの黄ば取りの追加依頼もいただきました。施工当日現れたIQのヘッドライトの黄ばみは本人が思っているほどでもなく、弊社の施工方法を説明しました。
磨きだけではもって2~3か月
ヘッドライトはコンパウンドで磨けばきれいになりますが、通常2~3か月でもとに戻ってしまいます。うちでは、一旦表面の劣化したコーティング材やポリカーボネット表皮の傷を削り落としてしまいます。そこから今度は磨き上げてコーティング処理をしています。一年間は保証付きです。コーティング材によっては5年持つと、表示してあるものもありますが、良くて2年と考えてください。一番影響するのは紫外線ですので、駐車の向きを考えるなども重要な点になります。
ヘッドライトの黄ばみとりからスタート
ヘッドライトはコーティング後の乾燥時間が必要となるので今回はライトから施工を開始いました。
表皮の研磨はライトの状態に合わせて対応していますが、今回は耐水ペーパーの#800からスタート、#1500,#2000を次第に細かくしながら削り上げていきます。写真は#2000終了時点の状態です。この時点でライトは真っ白です。
ヘッドライトは車検前がお得です。
ここからはコンパウンドで磨き上げて行きます。コンパウンドも数種類使い分け、次第に透明感が出てきます。最終的にコーティング、乾燥、で完了です。IQクラスの車でヘッドライトは片側5万円程度すると思います。両側交換すると10万円程度の費用が発生してしまいます。工房吉楽での黄ばみとりは両側1万2千円ほどですので、車検の前などでライトの施工をご依頼いただけると、車検での照度の確保にもつながりますので、その辺ご都合の良い方法でご利用いただけたらと思います。
ダッシュボードリペア(補修)
ダッシュボードからインパネと繋がる部分にドカーンと大きなオーディオが取り付けられたIQは「いかにもお気に入りの一台」と感じさせます。
「ダッシュボードやシートなど車の内装でどこまできれいに直るのか?」と聞かれることが良くあります。一言では説明しにくいのですが、オリジナルの原型がどこまで残されているかがポイントになります。
写真はウレタンレザーのダッシュボードのクラックです。一目ではクラックが走っているだけのように見えますが、クラックの周辺が大きく盛り上がってしまっています。クラックを直すとこの盛り上がりが際立って目立ってきてしまいます。この盛り上がりの高さは表皮の厚みを上回ってしまう場合もあり、こうした場合きれいに直ることは不可能です。形状がオリジナルの状態より凸のものほど直りにくい、とでもいいますかそんな感じです。
形状の崩れていないこのIQは完璧に直ります。
「すごい!職人技!」
ヘッドライトとダッシュボード2箇所のリペアが終了。納車に来られたお客様は
「すごい!ヘッドライト新品見たい!」
「ワッ!ダッシュボード全然わからない!」
「すごい!職人技!」
「出してよかった!」と、
大変喜んでいただきました。
こちらとしてもたいへんうれしい結果となりました。
「また何かあったらお願いします。」
と付け加えられお帰りいただきました。
こちらこそ、ありがとうございました。