プラスチックのダッシュボード傷修理のご紹介
自動車プラスチック素材キズ補修
取引先の自動車業者様よりプリウスアルファの後部ピラーの傷補修ご依頼いただきました。写真は事前に頂いていたので、午前中に終わらせ、午後一には現在進行中の野沢温泉旅館、ウッドリペアに入る予定でいました。
傷の状態と作業スペースを確認、施工に入ろうとしたとき「申し訳ないのですが、こちらの傷も補修できますか?」とラゲッジスペースを指差しました。ピラーに比べ傷の深さはないものの、範囲は圧倒的に広く、色も違うため、調色も2回行う事になります。「えっ!聞いてないよ?」声には出さなかったものの、困りはて悩んでいるとき「今日の夕方納車なんです。」と、こちらも困り果てた様子です。野沢の方はまだ日程があるから!と、了解しました。
全体的なクリーニングと脱脂を行ったあと、ピラーから先行し始めました。
ラゲッジスペースの方は傷自体浅いので、充填剤の補充による傷埋めは行わず、サンディングで高さを揃えジボ目を付けながら塗装に入る予定でしたが、なかなか色が合いません。最も神経の使う調色作業ですが、知らない人が見ていた「ちょっと白いか?」「やっ!赤みが若干不足だ!」本人は意識はしてないけど、たぶん一人でやってるんだと思います。少し苦戦しましたが調色もなんとかクリアー、シボ目もバッチリ再現出来、無事終了しました。
確認に来た担当者から「わーっ!キレイ!」「ありがとうございました」たいへん喜んでいただけました。