プリウスアルファ、ピラー・ラゲッジスペース傷リペア報告
今週ご紹介するのは自動車のラゲッジスペースに出来た傷補修です。メールで送信された写真には黒のラゲッジに白もしくはグレーの汚れとも、傷とも、染みとも見える画像が写っています。オーナーの話しでは傷らしく、艶出し剤で目立たなくしようと試みたが効果は全くなしで、リペアの依頼をいただきました。
鮮やかな薄いブルーのスバルXVボディーは新車同然!内装に傷!
「新車なのに内装に傷?」と聞きたくなるほどボディーはたいへんキレイな車両です。「中古で購入したが、外とは対照的に内装に傷が数カ所あり、気になってしょうがない」とのお悩みでした。
シボ目が3種類、シボ目の違が色の違いに見える!
素材はすべてプラスチックで、色は同一の黒ようですが、シボ目と呼ばれる表面の模様が3種類に分かれていて、光の反射率の違いからか色が違うようにも見えます。このシボ目を100%再生することはほぼ不可能です。ただし特に①②は比較的目立たないレベルに近づけることは容易です。
問題は③の規則正しいドットマークのようなシボ目はたいへん難しく、色自体も濃く見える為か傷も極まって見えます。シボ目の模様を形取りして、傷の箇所に転写する方法はあるにはありますが、特に③は正確な位置合わせがたいへんです。そこまでのリペアを望む場合は時間も価格もかなり高くなってしまいます。そういう事も含め、③についても通常のやり方で出来るだけ目立たなくする。ことで施工費を決め作業GO!となりました。
クリーニング、脱脂、傷部を修正しマスキングです。小さな傷ですが、あちこちに点在しているため、マスキングがしだいに大掛かりになってしまいました。
塗料は黒ベースに若干の他の色を入れながら調色。傷部は塗料の凹凸を変えながらしだいに艶をあわせていきます。艶が合ってくるだけで傷はかなり目立たなくなってきます。
全体の艶と手触りを確認して終了しました。
納車でオーナーは「判らなくなってる!」 「スゴイ!」とたいへん喜んでいただけました。
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