『脱ハンコ騒動』から観る時代の転換点『デジタルとアナログの二本柱が必要なのでは』
河野太郎行政改革担当大臣の行政手続きでのハンコ使用を全府省で原則廃止する方針に関しての発言により
テレビのワイドショーなどでも取り上げられる程、社会的インパクトがありました。
僕自身、最初に聞いた時は『えっ!』って腰を抜かすほどでした。
理想的な社会とはどんな姿なのでしょうか。
今回の『脱ハンコ騒動』について街の反応は3/4は賛成派、1/4は慎重派の世論調査もありました。
世代の年齢構成として昭和初期生まれの方から令和生まれまで約100年
この間の社会変革のスピードは過去2000年の歴史を振り返っても類がないように思えます。
かつては、刀や和装、ちょんまげ、日本髪が当たり前だった時代があるように
デジタル社会への推進の象徴として『脱ハンコ騒動』も似たような匂いがします。
ただ、このまま対面やリアルのコミニケーション抜きで人間社会は成り立つのだろうか?
この先、どんな社会になっていくのでしょうか
許容力のあるのんびりとした時代にはもう戻らないのであれば
ある程度、急速にデジタルに移行しようとするんだろうと思います。
ただ、その歪やしわ寄せは様々な形で出てくるんだろうと思えます。
その時やっぱり『アナログも必要だよね!』諭は出てきて
デジタル依存だけでは危ういし『充分な社会秩序の構築はできない』となるのではないでしょうか。
『デジタルとアナログの二本柱が必要だ』
アナログを形あるものと捕えれば、野球の試合も球場で生で観戦したいし、イベントにもリアルで参加して
人々とのふれあいや交流をリアルに体験したい。
リアルだからこそ感じる『筋書の無いドラマ』とか
目と目を合わせて『そうだよね!』と確認し合える社会が『いいなぁ!』って思っています。
ハンコも『私しか持っていない自分の意思を示すもの』として社会に受け入れられていったらいいなぁ
と考えています。